あれ？前にも見てたか。なんとなく記憶にあるような内容なやったんですが・・・。まぁ、いいか。そこまで印象には残ってなかったということで。

2日に分けて視聴。なんとなく子供も1時間位は持つようになった気がする。ま、ご飯食べながらではあるんですけど。
というわけで、暑くなってきたので涼しい映画をチョイス。南極なので涼しいかんじ。多分暑い夏に涼しい映画館で見てるとより臨場感をえられたかもしれないですけどね。

アクションシーンとかは悪くはないし偽ドラえもんとかのネタも入り込みやすく応援もしやすい。ただ、話の内容はちょっと難解かもしれない。子供相手に時間の概念の複雑な絡まり合いはわかりにくいだろうし、遠くの星からの調査団とかも絡んできた上に10万光年。ある程度歳いくとわかるんでしょうけど、幼稚園児にゃちょびっと厳しかったんじゃないかなー。

「もののけ姫」みたいなラスボスがいたり、途中存在感会ったのにどっかいっちゃったまま消えた「クトゥルフ神話のボス敵」とかいろいろと気になる点もなくはなかった。特にクトゥルフのタコだかイカだかは、ラスボスと戦ってくれるんじゃないかと期待しちゃってたんですが（ほれ、「ジュラシック・ワールド」のT-REXみたいにさ）、途中追い払って依頼出番なし。もったいない。

ただ、ホイホイ進むしいろいろと起こる問題も頑張って解決してくドラえもんらしいドラえもん映画だったなーと。あ、ただしドラえもん映画ながらクラスメイトのジャイアン・スネ夫・しずかちゃんの存在感はかなり低い。
キャラたちよりもストーリー重視な感じではありましたね。

南極でどうこうするとかだと温暖化だのというちょっと説教臭いような感じかなぁ。という印象もあったんですが、ちと気になる記事を見つけましてね。

「クトゥルフ神話っぽい・・・。見てみるか！」

一応サラッとは読んでたのですが、あまり話は覚えてないんです。が、存在感やらキャラやらは意外と印象に残ってるらしくってねぇ。とりあえず宇宙規模の超古代神様。で、タコみたいなやつが大将の発音しにくい方々というのは覚えてます。

冒頭からタコの化け物が出てきたり、アトランティス大陸じゃないか・・・みたいなのんきなことをスネ夫が語ってみたり（※ん？「海底鬼岩城」でそのネタやったはず！）しつつでしたが、んー。何だろ、クトゥルフ神話かと言われりゃそうかも。という点は確かにあるんですけど（偽ドラえもんとか、前述のタコとか）、そこまでは感じなかったなぁ。

それより印象的だったのは、なんだったら超氷河期が訪れそうな「デイ・アフター・トゥモロー」の氷が迫ってくる感じだったり、ラスボスが非常に「もののけ姫」のシシ神さま（シカ状態じゃなくって巨大化したほうね）っぽいとかかな。
ドラえもんの絵なのであそこまで神秘的なわけじゃないけど、形状だったりちょっと透けてるっぽいとことかはね。

大冒険と本当に大変だ！と感じるような地球の危機。あと、つい期待しちゃう「感動の涙」いう点はちょっと物足りないし、ちょっとストーリーは子供向けじゃない点も気になるけど、SFっぽい要素もドラえもん一人が取り残されて、それを助けに行く。とか基本的に文句はない楽しい映画でした。