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石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年01月18日 | 見た回数: 1回
新ドラえもんの完全新作だそうです。ちょっと絵が媚びててあれですかねー。娘は公開当初に見ていて、それなりに楽しかった模様。で、お母さんと楽しげに喋っていたのを、指をくわえて羨ましく見ていたのですが、なるほど、あれがアレね。
何でしょ?家族ネタで攻められると、なるほどいいでんなー。と単純に思ってしまうんですね。結婚前夜とかおばあちゃんの話とかさ。そのポイントを結構ついてくるんですよねー。パパとの約束、とかを気にするのび太くんだったり、一方で、生まれた日のことを思い出す二人だったり・・・。改めてドラえもん好きだなぁ。というのを実感しちゃう。
ただ、やっぱりあまたある名作からすると若干物足りない部分もありました。
まず、若干の環境イメージ。いや、いいと思うんですよ。子供の頃から植えつけて、よりよい地球にしていこうってのは(そんなこと考えてないかもしれないけど)。ただ、ついつい「ケッ」とか思っちゃうのは僕だけですかねぇ。
また、「黄金のカブト」ってのもいくら精神が5歳時の僕でもイマイチテンションが上がらんなぁ。いや、ほんとにいたらもう興奮の坩堝と化すのは目に見えているんですが、こう真っ向黄金のカブト・黄金のカブト。と連呼されるとねぇ。伝説のカブトとか宇宙パワーとか言われると、もうポケモンである。しかもその伝説のカブトが、あぁ、恥ずかしい。更には
謎の「宇宙パワー」で絶滅した動物たちを生かしているそうな。ん?カブトムシってせいぜい3年くらいの寿命じゃなかったっけ?一子相伝?いや、宇宙パワーで3,000年くらい生きているんだろうか? また、そもそも、絶滅したはずの動物たちを守る「奇跡の島」自体が不思議である。まさにタイムパラドクス。謎の宇宙パワーで絶滅したはずの動物たちが生きている島・・・。見つからんの?と考えると、色々悩ましい。未来の人が保護区として使用しているとしたら、どこからが過去でどこからが未来で、うぁーーーーー! そのスーパー宇宙パワー。あろうことか普通のカブトムシに意志を与え、ビッグライト(こりゃドラえもんかドラミちゃんの)の力で巨大化して、敵ロボと戦ってくれるというオマケ付き。自分では戦わない。しかも戦い方がこれまた虫相撲てのが、図体のでかさに反比例したスケールのちっちゃな戦い。足元じゃ、蟻のように動きまわるのび太たち・・・
今回は結構ドラえもんの道具が役立たないし、勇気やなんやかんやは持ち合わせているものの、あんまり役に立たないドラえもんファミリーの中、悟空・・・じゃなかった。ダッケさま(野沢雅子・この映画のキープレーヤーの一人)がおんなじ顔をしているのび太に対して、圧倒的に立派な男の子として大活躍してみたりするのも、若干今までの作品とは毛色が違うかねぇ。
まぁ、声の主が宇宙最強の戦士なのでそりゃ当然といえば当然ですし、坊主なのでスーパーサイ○人にはならないけどね。
つーわけで、ま、マイナスも多々ありますが、そんな悪くない。親子愛ぶつけてきたあたりが、若干保護者狙いな気もしなくもないし、クレヨンしんちゃんっぽいんだけど、そーいうのにゃ素直に演られちゃう僕なので「なかなか」位でもいいかねぇ。
※あ、そうそう。忘れてた。スネちゃまもちょっとかっちょいいとこ見せますぜ。ちょっとだけね。ただし効果がはかばかしくないのはいつもどおり。
※ちなみに完全オリジナルってことでしたが、でも、ちと待て。「ドードーをとりもちで捕まえる」ってなんかそんなの漫画で読んだ気がするぞ・・・。そこからの発展が完全オリジナルってことか?
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新ドラえもんの完全新作だそうです。ちょっと絵が媚びててあれですかねー。娘は公開当初に見ていて、それなりに楽しかった模様。で、お母さんと楽しげに喋っていたのを、指をくわえて羨ましく見ていたのですが、なるほど、あれがアレね。
何でしょ?家族ネタで攻められると、なるほどいいでんなー。と単純に思ってしまうんですね。結婚前夜とかおばあちゃんの話とかさ。そのポイントを結構ついてくるんですよねー。パパとの約束、とかを気にするのび太くんだったり、一方で、生まれた日のことを思い出す二人だったり・・・。改めてドラえもん好きだなぁ。というのを実感しちゃう。
ただ、やっぱりあまたある名作からすると若干物足りない部分もありました。
まず、若干の環境イメージ。いや、いいと思うんですよ。子供の頃から植えつけて、よりよい地球にしていこうってのは(そんなこと考えてないかもしれないけど)。ただ、ついつい「ケッ」とか思っちゃうのは僕だけですかねぇ。
また、「黄金のカブト」ってのもいくら精神が5歳時の僕でもイマイチテンションが上がらんなぁ。いや、ほんとにいたらもう興奮の坩堝と化すのは目に見えているんですが、こう真っ向黄金のカブト・黄金のカブト。と連呼されるとねぇ。伝説のカブトとか宇宙パワーとか言われると、もうポケモンである。しかもその伝説のカブトが、あぁ、恥ずかしい。更には
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
謎の「宇宙パワー」で絶滅した動物たちを生かしているそうな。ん?カブトムシってせいぜい3年くらいの寿命じゃなかったっけ?一子相伝?いや、宇宙パワーで3,000年くらい生きているんだろうか?
また、そもそも、絶滅したはずの動物たちを守る「奇跡の島」自体が不思議である。まさにタイムパラドクス。謎の宇宙パワーで絶滅したはずの動物たちが生きている島・・・。見つからんの?と考えると、色々悩ましい。未来の人が保護区として使用しているとしたら、どこからが過去でどこからが未来で、うぁーーーーー!
そのスーパー宇宙パワー。あろうことか普通のカブトムシに意志を与え、ビッグライト(こりゃドラえもんかドラミちゃんの)の力で巨大化して、敵ロボと戦ってくれるというオマケ付き。自分では戦わない。しかも戦い方がこれまた虫相撲てのが、図体のでかさに反比例したスケールのちっちゃな戦い。足元じゃ、蟻のように動きまわるのび太たち・・・
隠しテキストはここまでです。
あんなことやこんなことをできちゃうのもちょっと気分が萎える一員でもある。
今回は結構ドラえもんの道具が役立たないし、勇気やなんやかんやは持ち合わせているものの、あんまり役に立たないドラえもんファミリーの中、悟空・・・じゃなかった。ダッケさま(野沢雅子・この映画のキープレーヤーの一人)がおんなじ顔をしているのび太に対して、圧倒的に立派な男の子として大活躍してみたりするのも、若干今までの作品とは毛色が違うかねぇ。
まぁ、声の主が宇宙最強の戦士なのでそりゃ当然といえば当然ですし、坊主なのでスーパーサイ○人にはならないけどね。
つーわけで、ま、マイナスも多々ありますが、そんな悪くない。親子愛ぶつけてきたあたりが、若干保護者狙いな気もしなくもないし、クレヨンしんちゃんっぽいんだけど、そーいうのにゃ素直に演られちゃう僕なので「なかなか」位でもいいかねぇ。
※あ、そうそう。忘れてた。スネちゃまもちょっとかっちょいいとこ見せますぜ。ちょっとだけね。ただし効果がはかばかしくないのはいつもどおり。
※ちなみに完全オリジナルってことでしたが、でも、ちと待て。「ドードーをとりもちで捕まえる」ってなんかそんなの漫画で読んだ気がするぞ・・・。そこからの発展が完全オリジナルってことか?