ドラえもん のび太と緑の巨人伝

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監督:渡辺歩
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、千秋、堀北真希
時間:112分
公開:2008年
キャッチコピー:
僕らの希望が未来を動かす。
ジャンル:
アニメ(日本)アドベンチャーファンタジー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2014年07月20日 | 見た回数: 1回

オリジナル作品で、なんだかエコロジーエコロジーしてる感じが嫌だなー。と、常々思ってた作品なんですが、んー。どうかな。悪くはないんだけど、やっぱりその「緑を大切にアピール」がちょっとうっとーしかった。ただ、それ以上に話をつかむのに苦労したので、お子様向けではないなー。とか思った次第です。

毎度のように映画版で男気を見せるジャイアンだったり、柴田さんは嫌いだけどちょっとがんばるのび太くんだったりが見れるし、これも最近の映画特有ですかね?万能猫型ロボットの機能を引き下げたりと、やっていることは基本的には変わらない。

古いドラえもん映画が好きな僕からすると、んー。どうなんだろう?もっと単純に春休み・夏休みの大冒険に繰り出すぜ。というノリからスタートしてくれたほうがとっつきやすいんですけど、今作は特にメッセージ色が強すぎるんですよねー。自然・緑を大切には間違っちゃいないけどさ。なんだかね~。
そうなると、子供にはあんまり伝わらず、かつ大人からの反発もあったりして厳しい評価にはなりそうなんですが、そーいうことは考えなかったんだろうか?まぁ、そのへんのさじ加減は難しいところではあるんですがね。

最後の人類への攻撃だったりなんじゃもんじゃはそれなりに迫力もあったりするし、絶望的な状況に陥って呆然とするみんなは悪くなかったんですが、全体的なストーリーは説明不足すぎる。なんであーなるんだ。何と何がつながってこーなるんだとか全部すっ飛ばしていて一応大人な僕とかでもよく理解できなかったんですよね。
いまいち釈然としないままラストシーンに繋がるなど、子どもにもやさしくないものはいかがなものかなぁ。まぁ、子供達にとってはドラえもん一味がでてきて、マスコットキャラが可愛らしく頑張ってればはなしはどーでもいい。ということなのかもしれませんが・・・。

ラストシーンののび太くんの映画キャラへのアピールと信頼と勇気の件もどっかで見たことあるような展開でしたが(やっぱりやってることは一緒だからかな?)それでも、うんうん。好きなんだわ。こーいうべたなやつ。

スタート時のマイナス印象もあってか、なんだかんだでドラえもん好きとしては楽しく見れたんで、相殺評価で「まあまあ」ってところかな?

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