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ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜
画像表示切り替え監督: | 寺本幸代 |
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出演: | 水田わさび、大原めぐみ、木村昴、関智一、かかずゆみ |
時間: | 112分 |
公開: | 2007年 |
キャッチコピー: キラキラかがやく、 君になれ! | |
ジャンル: アニメ(日本)、ファミリー、アドベンチャー、ファンタジー、リメイク |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年09月17日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年04月17日 | 見た回数: 1回
僕のドラえもん嫌いについては、僕の周辺にいる人たちはよくご存知だとは思うけど、子供がみたがるので、数だけは重ねてしまっている。
嫌いだからといって、もっとひどくって、とても子供とみる気になれないアニメ(しずくちゃんとか)もあって、そういうのとくらべると遥かにましだなあとは思う。
でも、やっぱりドラえもんの登場人物たちが愛せない。本作でもそれは同じ。でも、もうこれはベースラインだから、あきらめてしまおうかしら。
* * *
本作はむかし、マンガで読んだことがあって、「空から落ちてくる石になったドラえもんとのび太」という冒頭はけっこうドラマティックだなあと思ったものです。
新声優陣のドラえもんなので、あいかわらず違和感はあるのですが、絵と動きがきれいなのはびっくり。散らかった部屋がドラえもんの道具で一気に片付くところなんてなかなか見物でした。
でも、ドラえもん、やけに柔らかいのです。のび太もむかしはしなかった表情をする。しかしのび太はさておき、ドラえもんの柔らかさに違和感があるのです。
で、この違和感というか不快感の正体は何だろうかと思ったのですが、むかし、なんかの拍子に見たドラえもんのスピンオフ作品で、ドラえもんと同型のロボットがたくさん出てくるやつがあるのですが、その気持ちの悪さを思い出すんですね。
だからいくらドラえもんが嫌いだといっても、昔のドラえもんに対するノスタルジーというのは厳然とあって、違うものをみると、ある種の拒否反応があるのだなあと思いました。
僕のドラえもん好きについては、周辺にいる人たちは割とご存知だと思うので、あえてイイますまい。娘を説得してちょくちょく数を増やしています。
好きだからといって、もっと良くって、ぜひ子どもと見る気になるジブリとかもあるわけで、そういうのと比べると若干劣るなぁとは思います。
でも、やっぱドラえもんのみんなは大好きなんです。本作でももちろん。これはベースラインだから、評価も高めってことで諦めてください。
なーんて
※ ※ ※
娘の真剣な表情をチラリチラリと眺めたりしつつ一緒に視聴。
慣れもあるんでしょうが、新シリーズにも慣れてきて全然違和感がない。確かにフニャフニャではあるドラえもんもまぁ、そんなもんだということでね。
正直新しい今作の演出(メデューサのくだり)は若干くどいかな?とも思わなくもないんですが、バッチリそこにハマってしくしく泣いてる娘がいるんで、親ばかパパとしてはついつい、自分の心を恥じたりするわけですな。
いや、古い方のラストステージを目指す旅も悪くなかったけど、結構こっちの月を絡めた展開のほうが個人的には好きかな。そこからあっという間にラストステージに行っちゃうわけですが、ちょっときおくがあやしいのは・・・最後の一本を投げたのってのびたくんやったっけ??
ということで、なんだかとっても満足感のある一本でしたよ。ごちそうさまでした。