ゴジラ FinalWars

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監督:北村龍平
出演:松岡昌宏、菊川怜、北村一輝、宝田明、ケイン・コスギ、伊武雅刀、長澤まさみ、須賀健太、泉谷しげる、水野真紀、國村隼
時間:125分
公開:2004年
キャッチコピー:
さらば、ゴジラ。
ジャンル:
怪獣特撮

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年06月14日 | 見た回数: 2回

まず一言。てっきり覚え違いしてました。
魚食ってる→マグロ食ってる。

ということで本作、グダグダで面白い。ということで前回「オススメ」評価してましたがなんやこれめっちゃ面白くないですか?

やっぱり怪獣いっぱい出すならバトルロイヤルですよねー。
最後のゴジラとモスラの共同戦線やらキングギドラ登場(あ、お前がそうなのか?)とか非常に面白かったです。

あとは錚々たる大根役者たちを揃えてる気もしなくもないけど、いいじゃない。それはそれでちょっとヌケてて。なんと行っても主役は松岡くん(彼が出てる映画で面白いものってあったっけ?)に菊川怜さん(彼女が出てる映画で面白いものってあったっけ?)
まさにごーりきさんと並びそうな錚々たる配役陣。

そんな中でも異彩と魅力とパワーと男気を見せるドン・フライ!さらにはセガールやシュワちゃんを思い出させる吹き替えは玄田さんだし結構主役級に存在感があるのだな。

あと、今回見てみると、昔のK1やらPRIDEやら見てた当時の格闘家が他にもいたんですねー。
レイ・セフォーにゲーリー・グッドリッジ(だと思う)。

デビルマン」にでてたボブ・サップもそうですが彼ら二人もなんでそんな配役なのかよくわかりません。
当時有名だったから?
ドン・フライはわかるんですよ。ほら、カップヌードルのCMかなんか出てた気がするし(反論の余地はある)。
でもこの二人は知らん人にはまさに「誰やねん。」しかも吹き替えで誰かに声を当てられてるしね。

まー、怪獣たちの自由な戦いと役者陣のゆる~い演技とが融合してまさに奇跡の一本・・・あれ?褒めてたんだっけ?けなしてたんだったっけ?

結論(TAKE1)
とにかくとっても面白かったので異論はないはず。「オススメ」です。

結論その2(TAKE2)
とにかくとっても面白かったので異論はないはず。「残念」です。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年09月06日 | 見た回数: たくさん

夫婦で評価逆転の吃驚映画。

見直してみたら、すごく面白くて驚きなのです。おくさんも息子と一緒に4回見て視聴に耐えたとおどろいています。僕も連続で数回見てしまいました。

これ、昭和ゴジラシリーズを知らない人向けには作られてないのですね!

キングギドラ、モスラは言うに及ばず、ガイガンやキングシーサー、アンギラスや「妖星ゴラス」ももとを知っていると、こんなに面白さが違うものでしょうか。

何度も見てるとっていうところもあるとは思うのですが、音楽も格好いいんです。でも、なにより歴代のゴジラシリーズの中では特撮が凄い。非常に絵が美しいのです。

ラドンやモスラのような飛んでる怪獣は、これまでの出演だと、飛んでるときに合成感がふんだんに感じられるのですが、本作ではほとんど違和感がない。

また、特撮だけでなく、それぞれディティールアップされた怪獣たちのデザインも非常にいい。ゴジラも最初はなんだか細っこいなと思ってたのですが、なんというかよく動く。機微のある動きをするのです。「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のCGまで後一歩といってもいい。

奥さんも「ちょっと戦隊もの臭いつくりはどうかと思ったけど、何度も見てたらいいような気がしてきた」とのこと。

いや、東宝50周年記念作品、なめてかかってはいけませんでしたね。反省しつつ最高評価で。

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年03月08日 | 見た回数: 1回

うーんと、こりゃひどい、あっはっは。

しかしまぁ。ここまで悪ふざけしたことに関して、往年のゴジラファンはさぞやお怒りだったことでしょう。逆に、以外とライトユーザーからするといっぱい怪獣が見れて、ゴジラの強さも際立ってそれなりに楽しかったんじゃないだろうか?

僕自身、地球の危機、文明の崩壊というテーマ以前に、物語が破綻し、築き上げてきたゴジラ像を崩壊させるという今作の展開を残念映画愛好家の目線で楽しみつつ、一方で、わーい。ラドンだ。わーい。ゴジラ(ハリウッド版)だ・・・あれ?秒殺だ。などなど、ライトユーザー目線でも楽しませていただきました。僕の一番好きなキングギドラが出ないのかと少しヒヤヒヤしましたが、まぁ、彼を外すことは考えにくいでしょう。
※でもメカゴジラはいなかったな。

良かったのは、映画らしいオールスター競演。普通の作品であれば、いっぱい怪獣出してあっさり倒しちゃうと強さのありがたみが薄れちゃってダメなんですが、今作はまぁお子様ランチなので、カラフルでいろんなのが一杯食べられればよろしい。
あんまり良く知らない怪獣もいっぱい出てましたし、特になぞの宇宙怪獣モンスターXがあーなってこうなってこれになっちゃうとはねー(←これは見た人のお楽しみ)宇宙怪獣だから生物の常識には縛られないのかもしれませんね。

あと、ドン・フライが一番強そうに見えたことでしょうかね。多分、ミニらがいらんことしてなければ、最後に立っていたのはゴジラではなく、彼だったことでしょう。ま、日本刀構えてゴジラと向かい合うってこと自体、どうかとも思いますがね。
もともと強い人なので、いつか「セガール・ファイナルウォーズ」のラスボスとして登場して欲しいところです。

逆に、特に残念に思ったのは・・・いっぱいあるな。主演の方々とかさ。ドン・フライのくだり以外のアクションシーンとか削っちゃえばいいのに。
「ミニラ」もいらないなぁ。ミニラのくだりをカットした分でメカゴジラ出してズタボロにされるという絵も撮れたんじゃなかろうか。惜しい。
また、ゴジラ手ー長いし。動きは機敏だし。一応何トンもあるような巨大怪獣ですよね。ちょっと前に見た「ゴジラ×メカゴジラ」以上に格闘家でした。今作では腕から先はほぼ人間です。あれくらい長くないとリアルファイトは難しいのかもしれません。

まぁ、この映画を作るとしたら、「マトリックス」(ないし「リベリオン」)やら「超人ロック」、「インデペンデンス・デイ」やら「宇宙戦艦ヤマト」やらの要素を詰め込んでお子様ランチ風にアレンジし、ゴジラを復活させたあと、片っ端から怪獣を並べてやっつけさせる。
思い起こせば子どもの頃、カマキリ対バッタ。とかそういう子どもの残忍さを持って遊んだことがあるのですが、その遊びをゴジラのシリーズで試してみた。というところでしょうか。

ということで、(特にコアな)ゴジラファンには自信を持って「残念」映画としてお勧めできる内容だと思うのですが、ライトユーザーからすると、なんかかるーい感じで、ゴジラダイジェストが見れるのでそれはそれでよしとしましょうか。

話の内容は無に等しいんですが、それでも僕自身もとっても楽しく見れましたんで、おばか映画として評価しちゃいます。「なかなか」でもいいかなぁ。とも思いましたが作品としては酷いんでちょっと自粛してこの評価。あーおもろかった。

柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2008年05月02日 | 見た回数: 1回

柴田の見てきたゴジラは、結構リアル指向だったのに対して、かなりフィクションの指向性の高い作品でした。しかし、最後の作品ということで、これまでの作品に関わった人へのオマージュだと思えば、それほど不快でもなく、また名前しか知らなかった轟天号も見ることができて、それなりにたのしかったです。

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