ここから本文です
ゴジラ×メカゴジラ
画像表示切り替え監督: | 手塚昌明 |
---|---|
出演: | 釈由美子、宅麻伸、高杉亘、友井雄亮、水野久美 |
時間: | 88分 |
公開: | 2002年 |
キャッチコピー: 起動・共鳴・氷砕 砕け散るまで戦え! | |
ジャンル: 怪獣、特撮 |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年07月25日 | 見た回数: 3回
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年03月03日 | 見た回数: 1回
僕の記憶ではメカゴジラは宇宙人の侵略兵器(古いヤツ)なのですが、今回のは自衛隊の特殊兵器「3式機龍」でしたね。それだけで、あれ?じゃこっちを応援したらいいのか?と戸惑ってしまいました。古いのはそんななので、純粋な地球種の「ゴジラ」に側につけたんですが。
メカゴジラが暴走して・・・というくだりで、お、ついに!と期待したものの電池切れ(エネルギー切れ)で止まって大事なくなる。とはそれまた残念な。暴走したら暴走したでゴジラとの再バトルが勃発して結果的にゴジラが倒してくれた。なんかラッキー。という流れがよかったなぁ。
リモコンで動いたり、電池切れがあったりと、敵役としては物足りないんですが、それよりも気になったのは、生物であるはずのゴジラがメカゴジラからの遠隔攻撃を受ける時、無反応無表情のゴジラ(の人形)がのどかに立ち尽くしてるシーン。きっと危ないから中に人は入れなかったんでしょうね。
日本のミラ・ジョヴォヴィッチと一部で取り上げられている釈由美子さん。他の男性のメンバーより図抜けてるイメージもなかったし、あとはメカゴジラとの相性?エヴァンゲリオン的な何かでしょうかね。見栄えも髪型も綾波レイっぽいし。
まぁ、とはいえ全然人間のことなど考えないゴジラでうれしかったんですし、「ガメラ2 レギオン襲来」なんかより楽しめたんですが、ちょっと消化不良かなー。
ファンからすると、それがゴジラだよ。と言われちゃうかな。
石田さんはイマイチなようですが、実は隠れた名作だと思います。
ちょっと空振り気味の人間ドラマ(釈由美子さんと少女のやり取りとか)があるけど、いい絵が多いのです。
冒頭、台風の中から現れるのはやっぱりかっこいいし、メカゴジラ戦でもところどころにいい絵が散見されます。
じつはあの伊福部氏の超有名な曲が使われてないことも有名なのですが、いや、あの曲が名曲であることは間違いないけれども、本作の音楽はかなりいい線をいってるとおもいます。伝統をあえて踏襲しなかった勇気を評価したいです。
釈由美子さんは、それなりに大根味なんですが、かわいいんで、よいとおもいます。