未知との遭遇 Close Encounters of the Third Kind

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監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー、テリー・ガー、メリンダ・ディロン
時間:137分
公開:1978年
キャッチコピー:
We are not alone.
宇宙にいるのは われわれだけではない。
ジャンル:
SFドラマ

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年07月21日 | 見た回数: 2回

こないだ「フォース・カインド」を見たので、こんどは「サード・カインド」を視聴 :-)

石田さんと違って、例のメロディラインとかいくつかのシーンを断片的に覚えているだけでした。

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見たのは、僕もたいがい小さい頃だったので、どうせわからなかったと思うのですが、いま見ると、リチャード・ドレイファスの家族が不憫で、でも、あきらかのこの家族との不幸な出来事は、意識的に描かれていることもわかって、少々うなってしまいました。

長い時間を一緒に過ごしたかけがえのない家族を引き比べても、「これが現実かどうか確認することが、自分にとって重要なんだ」と強く信じる態度には、単純には共感や反感では計れないものがあると思いました。でも、確実にこの本作における家族は、「それほどまでに、大切なことなのだ」ということを強調するための存在だと思うのです。

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敬愛する野田昌宏氏の、「SFは絵だ!」という言葉は有名ですが、本作は見事な絵の数々でもあります。

スポットライト的に照射される自動車、回転しながら飛翔する飛行物体、暗雲取り巻くデビルズタワーと、どれもこれも稀代の映画監督であるスピルバーグならではの仕事だなあと非常に納得できます。

なんにしてもいろんな人が指摘するポイントだと思いますが、とにかく、強烈な「光」ですよね。

悟りを開くことを「エンライトメント」といい、訳し返すと、「光明を得る」というような感じですが、強烈な光の経験は人類への次のステップの暗示を感じられて、よい演出だなあ、と思います。

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ファーストコンタクトもののSFでは合い言葉なので、本作のキャッチフレーズが原典ではないと思いますが、「我々は孤独ではない」という言葉。やっぱりいいですよね。「We」が複数形なのに、それでもあまりの宇宙の広さに対して、「alone」であると感じてしまうからこその言葉だなあ、ト。

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年01月20日 | 見た回数: 未記入

タダでさえ記憶力の良くない僕がここまでストーリーを覚えてたとなると、それ以上に見てたのかもしれません。多分そんなに回数見てないようにも思うんですけどねー。3回目?4回目??あるいは最初に見た時の印象がかなり強かっただけなのかな。

なんといっても初めて映画で宇宙人に触れた映画ですし。あのデビルスタワーの形状に「おぉ。かっちょいいぞ」と心を躍らせ、超巨大シャンデリアな宇宙船二「ホワーーーー」と圧倒され、。あと、忘れちゃいけない「ぱぱぱぱぱー」(←文字ではわからないけどあの5音)の単純なメロディラインが頭の中で鳴りまくった石田少年(当時○才)。今回改めて見ても当時と変わらない感覚なのは単純に成長してないだけかもしれませんねー。

ただ、ちょっとオトナになったな。という点もあるわけで、昔はなんか良くわからなかった,逆に人間の方が秘密を守るために、ってことでひどいことしてるやん。とか、政府の思想統制とかも絡めて見れるようになったことかな。でもまぁ、難しいこと抜きに単純に「わーい。すごーい。」と楽しめる作品でした。(←成長しとらんがな)

この作品では、よくわからない存在、「E.T.」では友達、「宇宙戦争」では侵略者(まぁ、これはリメイクやけど)。と、あらゆるパターンで宇宙人を熱かって、それぞれに見せてくれるスピルバーグってスゴいなぁ。これくらい古い作品になってくると、どうしても話しはいいんだけどねー。古いねー。というのに目がいってしまいがちなんですが、それもあまり気になりませんでしたしね。

ということで、満足満足。いやー、やっぱりスピルバーグに育ててもらってたんだなぁ。

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