望美さんもすすめてくれていたし、丞二も面白いところ^*1があるよと言っていたので、それなりに楽しみにしていました。

一部しかわからなかったけど、SF映画ファンが見たらニヤリとできる描写がちりばめられていていいですね。

• 主人公たちが石をぶつけ合うシーンはWorst Fight Scene Ever - YouTubeですよね？^*2
• 例の山はデビルズタワー（「未知との遭遇」）
• なおすところはやっぱり「スターマン／愛・宇宙はるかに」じゃなかろうか（いや、ほかにもあるか）
• 全般にスピルバーグ・リスペクト（微笑）

きっとほかにもあるんだろうなあ、と。

＊　＊　＊

まあ、そういうところはさておいて、憎めない登場人物たちにあふれていて、また見たいなあと思えるよい作品でした。

望美さんからオススメをいただいていた一本、ということもあって楽しみにしていました。こういうドタバタ単館上映系コメディって、どれだけ作り手が映画好きか、もしくはどれだけ映画作りを楽しんでるか、そしてどれだけ私たちがそれを受け止められるかが、楽しみ方のコツなんだなあと気づきつつある。受け止める側の役割が大きくて、それはつまり人を選ぶってことなんだけど、でも万人受けする映画がいつもいい映画というわけではなくて、こういう映画がいわゆる大作映画を支えているんだなあと思ったりもするのです。身内受けとか分からん奴を排除しようと言うんじゃなくて、映画に憧れて愛してるんだってことを共有する楽しさというか。
これにシガニー・ウィーバーが出てきて、あんなことしちゃえる素晴らしき世界があって、その一端を楽しめる自分がいて、良かったなあと心から感謝するのでした。

ポールの、煙草の扱いのこなれかたにかなり笑った。セス・ローゲンは姿が見えなきゃいい声してるなあ。