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柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2015年04月18日 | 見た回数: 3回
今回初めて、特典映像だった生存者のコメント動画を見たのですが、けっこう事実に忠実な映画化だったんですね。
ぼく、女性たちが手違いでアウシュビッツに運ばれるくだりは、「さすがにフィクションだろう。一つの映画の中でアウシュビッツも描きたかったのだろうな」と思い込んでいましたが、本当に運ばれた上に、ほんとにシンドラーが助けに来たのですね。
* * *
後日談のテロップで、このあとシンドラーは結婚にも事業にも失敗をしたとあり、実業家としての彼は、戦争の力がなければ、もしかしたら並みの実力しかなかったのかもしれません。
でも、チェコに工場を移築したあとに
兵器工場では、何もしないのが仕事だった(特典映像中の言葉)
というのは、もしかしたら、シンドラーの厭戦の気持ちが盛り上がっていただけの気まぐれかもしれませんが、英断だったと思うのです。きっと、僕にはできないことだろうと。
シンドラーは天使ではない。彼は闇取引もしていたし、賄賂もたくさん使っていた(特典映像から)
達観した天使のような人物でないよ、若くて綺麗な女の子と贅沢が好きなおっさんだったよ、というのは、なぜかその事実に、僕は打ちのめされそうになります。
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今回初めて、特典映像だった生存者のコメント動画を見たのですが、けっこう事実に忠実な映画化だったんですね。
ぼく、女性たちが手違いでアウシュビッツに運ばれるくだりは、「さすがにフィクションだろう。一つの映画の中でアウシュビッツも描きたかったのだろうな」と思い込んでいましたが、本当に運ばれた上に、ほんとにシンドラーが助けに来たのですね。
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後日談のテロップで、このあとシンドラーは結婚にも事業にも失敗をしたとあり、実業家としての彼は、戦争の力がなければ、もしかしたら並みの実力しかなかったのかもしれません。
でも、チェコに工場を移築したあとに
というのは、もしかしたら、シンドラーの厭戦の気持ちが盛り上がっていただけの気まぐれかもしれませんが、英断だったと思うのです。きっと、僕にはできないことだろうと。
達観した天使のような人物でないよ、若くて綺麗な女の子と贅沢が好きなおっさんだったよ、というのは、なぜかその事実に、僕は打ちのめされそうになります。