杉原千畝

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監督:チェリン・グラック
出演:唐沢寿明、小雪
時間:139分
公開:2015年
キャッチコピー:
ひとりの日本人が、世界を変えた──。
ジャンル:
伝記ドラマ戦争実話

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年06月25日 | 見た回数: 1回

映画になると聞いていたので、こっそりたのしみにしていた日本版シンドラー(「シンドラーのリスト」)こと、杉原千畝さん。名前の読み方は「すぎはらちうね」さんなんだけど、作中では「スギハラセンポ」のほうが頻出していましたね。

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もとは満州の外交官。未知の共同体、共産主義の有り様に興味を持ち、モスクワ勤務にあこがれるが、満州での活動からソ連に目をつけられて、ペルソナ・ノン・グラータ宣告を受けて、ソ連に行けなくなってしまう。で、ソ連近くのリトアニアの外交官に。

日本からの命令としては、ヨーロッパにおけるソ連の動向を探ること……というわけで、冒頭の満州の任務も、リトアニアでの任務もほとんどジェームス・ボンド。ご丁寧にチウネガールみたいなんもついてくる。

ドイツの台頭とユダヤ人への迫害を見て、悩みつつも、この非道を看過できないと日本の通過ビザを大量発行するわけですが、無茶をしちゃうので、とうぜん更迭というか、閑職に回されてしまう。

千畝が発行したビザは当然ウラジオストックで問題になる。要は日本政府は受け入れを拒否するわけですが、ウラジオストックの現地日本大使館での、決断がまたちょっとかっこいい。

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6年生の娘は

杉原千畝さんは(彼女が読んだ本によれば)、リトアニアを離れる汽車の中でもビザを書いたはず……

と言っていて、でもそういうシーンはないんです。どうだったかな、とちらとWikipediaを見たら、

カウナス駅は発車する汽車の窓からも最後のビザを発行した記念の場所。

とあるので、娘の記憶は正しかったみたい。

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というわけで、ハズれなさそうな映画なんですが、なんだか演出が眠い。

ハズれの少ない唐沢寿明さんは、さすがに画面を安定させるし、意外な「嗤う伊右衛門」コンビの小雪奥さんも悪かないのだけど、なんだろーな、もうちょっと面白くても良かった気がするんだけどな。いや、これはたぶん期待しすぎちゃったんですね。ちょいと残念。