ターミナル The Terminal
画像表示切り替え監督: | スティーブン・スピルバーグ |
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出演: | トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ |
時間: | 129分 |
公開: | 2004年 |
キャッチコピー: 彼は空港(そこ)で待ち続けた。 約束を果たすために… | |
ジャンル: コメディ、ドラマ |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2015年09月18日 | 見た回数: 3回
でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年03月27日 | 見た回数: たくさん
なんの心配ごともなく安心して身を委ねられて心地よい映画。それでいて物足りなさはない。
ウチで丞二が「ターミナル」を流し始めると、着替えていてもお腹が減ってもお風呂が沸いても、二時間しっかり画面に惹き付けられてしまう。うん、惹き付けられてしまうと言うのが正しい。
スピルバーグを評して丞二が言う、「当然のことを当然にやっているだけのこと。でもそれがいかに難しいか」。「ターミナル」を見ると強く感じる。取り立てて取り立てるところがないのだ。すべてに神経が行き届いて調和がとれている。たくさん言葉をつくすほど、わたしの思いから離れて安っぽくなるので、あまり語りたくはないのだけど。
登場人物の把握や、物語を追うことや、伏線の回収や、乗り越えるべき困難や、犯人の推理に気を取られずにそこにあるものをただ楽しめばよい、というのはあんまり他では体験できない面白さなのです。いつもは込み入っていて最後まで結末が分からないほど良い映画で、安直なものは馬鹿にされているようでつまらない。でも「ターミナル」はむつかしくないから心地よいのです。
正義が勝って悪人が死んだり、身分違いのラブロマンスだったり、くっきり鮮明で派手な満足感はなく、悪者は最後までいじわるだけど、世界から追放されることなく昇進して部下を叱咤し、美女は不幸な身上の男のために自分の生活を投げ打つことなく、ほんの少し胸を痛めて元通りの生活に戻っていく。
落ち着いて見ると、最後にごちゃごちゃっと話をまとめちゃった感じがあって、アメリアの特別ビザは無駄足だったよねとか結局違法入国だよねとか、小言を言えなくもないんだけど、もういいの。
でべちゃんのコメント、よいですね。
いー映画だからみようよ、と十月と一吾と視聴。
んが、やっぱり色々と難しかったみたい。
いつか子供たちと再挑戦したいと思います。