ディファイアンス Diffiance

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監督:エドワード・ズウィック
出演:ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベル、アレクサ・ダヴァロス
時間:136分
公開:2009年
ジャンル:
ドラマ戦争実話

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2013年09月03日 | 見た回数: 1回

ネタ的というか時代的には「シンドラーのリスト」に近いのかな。あれよりはもうちょっと派手でバカスカ打ちまくったりもしますかね。でも多分「ワルキューレ」よりかは、地味なんだろうなぁ。実際、結構起伏に乏しいんですが、実話だってことで、そこはしょうがない。

主演はジェームス・ボンドですが、どちらかと言うと弟くんたち(次男と3男)の方がキャラは立ってるし魅力的な人物。主役のダニエル・クレイグに関しては、んー。カリスマ性というかその辺はあるんですが、どうも弟くんに追い越されてゆく可哀相な感じがしてなりません。まぁ、カリスマ性があるってのはそれだけで他者を圧倒する代えがたい存在なんですが、映画の主人公的にはちょっと物足りない。
まぁ、攻撃的で有能な次男や、いざというとき妙にレベルアップした3男と比べると成長度合いの点でちょい見劣るのかなぁ。と。

次男は方向性の違いから、ロシアのパルチザンに参加して武闘派の道を歩むんですが、それでもちゃ~んと兄弟のこと考えてるナイスガイだったりするし、弟は弟でなんやかんやでふにゃふにゃ弱いやつなのになぜか生き残り、最後にゃ弱った長兄を引っ張るくらいの勇者に成長してみたりするわけでね。

最後の最後でまたしても長兄の頑張りが見えるんですが・・・良い所を次男くんがさらってく所もなかなかに好感が持てるのだ。最後彼は死んじゃうかなー。とか思ってましたが、その辺、史実に乗っ取らないとね。

ちょっとくどいかなー。というコミュニティ形成と、あと、兎にも角にもかわいそうな虐げられた・・・という部分がちょっと鼻にはつくんですが、全般的に過剰な演出があるわけではないものの、重厚で結構心にくる重くなりそうな映画でした戦争のプレッシャーとか、生き残るために何をすべきか。などなど丁寧に作られてるし、最後のモーゼの「十戒」をなぞったかのような脱出劇など、緊張感もあれば物語自体もちょっといい感じでした。

なんとなーく、キング牧師と「マルコムX」の関係と、「シンドラーのリスト」と今作の関係(穏健派と武闘派)が重なって感じたんですが、これもちょっとずれてるようなずれてないような・・・。

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