スタートレックVIII ファーストコンタクト Star Trek: First Contact

画像表示切り替え

Amazon で スタートレックVIII ファーストコンタクト を買う

監督:ジョナサン・フレイクス
出演:ジョナサン・フレイクス、パトリック・スチュワート、ブレント・スパイナー、レヴァー・バートン、マイケル・ドーン
時間:111分
公開:1997年
ジャンル:
SFアドベンチャー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2020年06月21日 | 見た回数: 3回

正直、新シリーズと並べても十分に戦える旧劇場版シリーズなんてこれと1作目くらいかなー。いや、4もいいんですけど、ストーリーとアクションシーン以外で勝負する1に対して、今作はやっぱボーグの存在と、ファーストコンタクトモノというどちらもが1作品で勝負できるネタ。それを今作だけで押し込めてくれてるんで密度も満点。

なんだったらこれ前編後編の2部作にしてもらってもいいような気持ちですよ。
どうしても時間の都合上削られちゃったであろう冒頭のボーグとの艦隊戦だとか、地球舞台がコクレーン博士と心を徐々に通じあわせていく過程。ボーグ・クイーンとデータ・ピカードの戦い。さらにはファーストコンタクト前後のバルカン人の船の中とか。
こんなスタートレック初心者の僕ですら思いつくくらいですしねー。

まぁ、そうは言ってもピカードメインの第1作目ということを考えるとこれは素晴らしいとしか言えないのだ。もっかい見たろうかいねーと思えるほど好きですよ。

※でもしばたんに勧めるのは1なのに変わりないけどね。

追記:それにしても、あと40年ほどでワープ航行が可能になって、ファーストコンタクトがなされるというのもなかなかに信じがたくて、その前に第3次世界大戦があるってのも悲しーなぁ。
生きていればバルカン星人をひと目見られるかもしれん・・・。

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年03月26日 | 見た回数: 2回

1も4もいいし、新シリーズ3本もおすすめですけど、いやーやっぱりこの作品がシリーズ通しても一番好きだなぁ。

ほれ、人類が宇宙に飛び立つ映画って結構ハズレが少ないじゃないですか。ぐっと燃えるんですよね。で、そこでガンガンにロック鳴らしてるところを見ると、その軽さとやってることの壮大さと・・・。そういや、先日見た「スター・トレック BEYOND」のあのシーンとカブッて感じるのはこっちのオマージュ??

ともあれ、ボーグの驚異も含めて実に面白いのですよ。これ。ただ、柴田さんにすすめるならやっぱり1からなんだろうなぁ。とか考えちゃうんですけどね。

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年08月05日 | 見た回数: 1回

最高!
いやー、8本目にしてシリーズで一番面白かった作品でした。

そもそもタイトル見ただけで、ファーストコンタクトの意味をはき違えてました。新たな敵が現れて戦うぞ!という単純な話と思ってたんですが、なるほど、人類のファーストコンタクト、ということですね。しかも相手は○○人でしたか。人類のファーストコンタクトが彼で、TOSで○○が○○でドーコーなるんですねー(伏せ字すいません。)

例えば「スタートレック」での新たなSFシリーズと触れた喜びや、「スタートレックIV 故郷への長い道」でのカルチャーギャップやストーリーのうまさ(もしかするとタイムトラベルとの相性がいい作品なのかな?
)などイヤー、満足満足。面白かったなー。という作品はあったんですが、あえてドラマも見たいなぁ。と思わされたことはなかったでんですが、今作はちょっと別です。この話の前後と言うか、「ボーグ」がらみの話はちょっと見てみたいかなぁ。

ただでさえ映画版だけだと、「ボーグって何?」とか「ピカードとボーグの関係は?」「捕われたことがある?」などなどよくわからない設定が多く、入り込みづらい。という印象を受けそうなんですが、今回は(まぁ、かつて少し見てたことと、今回のスタートレック祭り)下地があったこともあって、うーん。この世界なら、もうちょっと満喫したいな。時間が出来たらもっかいTNG見てみようか・・・などと思ってしまいましたよ。

話としては、タイムトラベルがあったり「エイリアン」「エイリアン2」などの要素がふんだんにあったり、さらには宇宙から初めて地球を見た時のような感動、あと、タイトルの通り「未知との遭遇」的な異星人とのファースとコンタクト。書ききれないですね。ただ、それでいて話が散漫になる訳でもなく、コンパクトで必要な部分を凝縮したような展開。

ちょいと物足りなかったのはボーグとの最初の戦闘シーン。宇宙艦隊vsボーグの決戦の舞台のわりには宇宙艦隊の鑑定も少なくて以外にこじんまり。エメリッヒだったらもっとでかいボーグvs数千にわたる宇宙戦艦とかやっちゃってたかもなー。でも、それでも最新鋭艦エンタープライズEが拝めたり(ちょっとカクカクしてて、前作のエンタープライズDの方が好みかな?)しますし、質はかなり良い部類に入るんですけどね。

「チーム・エンタープライズがお届けする知的な大人の為の奇跡」というニュアンスのスタートレック。TOSの3人やピカードらが現地で派手にやらかしても、それでもより哲学的な、じっくりと思考する雰囲気が漂ってて、SWのように個人の英雄物語、アクションものとは異なる空気を醸してたんですが、今作はその中でも特に派手でばたばたしてるかな?偉大なる敵の力によるものだろうか?

嗜好的には悩むことなく「おすすめ」つけちゃいますがね。

ということで盛りだくさんの今作でした。柴田さんだと1作目の方がやっぱ好きかもなー。とかなんとか。

リンク

同じ監督が撮っている映画