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スタートレックIX 叛乱 Star Trek: Insurrection
画像表示切り替え監督: | ジョナサン・フレイクス |
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出演: | ジョナサン・フレイクス、パトリック・スチュワート、ブレント・スパイナー、レヴァー・バートン、マイケル・ドーン |
時間: | 103分 |
公開: | 1999年 |
ジャンル: SF、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2020年06月22日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年08月05日 | 見た回数: 1回
話は強制移住やら文明拒否、永遠のいのち(若返り?)などの絡みで、そんなに悪くはないんですが、前作で最強レベルの敵と戦っている成果、若干トーンダウンした印象があります。まぁ、敵が身内にいるという困った状態なので、タイトルコールの通り、正義のために叛乱する彼らですが、そもそも敵という扱いであるソーナ人たちの特徴も良くわからなければ、なぜ連邦と組んでいるのか?とかね。
ちょっと歴史を学ばなかったんか?という説教臭さが感じられたかな?
あと、なんかフワフワと恋してたりするキャラクターたちの人間関係も、ウーム。これはドラマ見てない人にはわからないなぁ。そんな中で、データ少佐と少年とのやり取りはなかなか好感が持てたように思います。そもそも、アンドロイドで、感情チップを埋め込まれ、人間になりたいデータ少佐という役どころですが、彼自身のキャラがたっているのがいいですね。キャラ的にはTOSのスポックに近いか。彼ほど完成された大人の立場ではなく、子どものスポックと言うか、常に学習・成長している過程がとてもすばらしい。
ということで、取り立てて派手な話でもなければ映画的演出もない。うーん。チョーッと物足りないかな。一定レベルの艦隊戦や新兵器、新しい宇宙船などは楽しめるんで、酷評ということにはならないんですが、ちょっと地に足着いてない感じがもったいないかな。「イマイチ」で。
色々なんかもったいないというかなんというか、前作の敵が強大だっただけにちょっとスケールダウンした点も感じられるなー。正直ドラマ版でⅡ〜Ⅲ週かけてやってくれれば十分なんじゃなかろうか?惚れ、劇場版はもっと派手に強大な敵や深い陰謀と戦ってほしいじゃないですか。ちゃんと知らないけど単語が出てきたドミニオンだったり、ロミュランだって強大な敵キャラだしね。
が、んーと、移民政策とか経済面と正義との間とかネタは悪くないけどやっぱりちょっと物足りない。ラスボス自体が実は・・・という、宇宙を股にかけてない感もその一員。若返りの秘法はまー。んー。でもやっぱりちょっとねぇ。