スタートレックIII ミスター・スポックを探せ! Star Trek III: The Search for Spock
画像表示切り替え監督: | レナード・ニモイ |
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出演: | レナード・ニモイ、ウィリアム・シャトナー、ディフォレスト・ケリー、ジェームズ・ドゥーハン、ジョージ・タケイ |
時間: | 105分 |
公開: | 1984年 |
ジャンル: SF |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2020年06月13日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年07月26日 | 見た回数: 1回
前作「スタートレックII カーンの逆襲」で壮絶な死をとげたスポックを消してしまうのはまずいっしょ。ということで復活をもくろんだ今作(言い方が意地悪ですな)。2本まとめて1本というか、続編というかドラマのように話がつながっているので、正直今作だけ見ててもなんやねん?よーわからへんやん。という印象になってたことでしょうが、スタートレック祭り開催中の幸い。こんなところで、彼がいなくなってしまう訳がない。続き見せんしゃい。という気持ちがいっぱいなので、この展開も大歓迎。
前作若干物足りなかったのも正直なところですが、なるほど前後編作品なんですな。ひとまず今作で前作のドタバタが解決するので、すっきり感があります。これならまぁ、前作の中途半端さも納得です。
純粋な悪物役もでてきました。クリンゴン星人。クリンゴン語の方が有名かな。言語体系がちゃんとしてるとか言ってたのでどんな人かと思ってたら、なんか粗野ですな。あと、これもヤマト的といってはなんですが(こっちの方が多分古いけどね)、最新鋭艦vsエンタープライズ号か?と、心躍らせてもらいました。結果は・・・でした。残念。でもって、さらに今度はエンタープライズをそうしちゃいますか。そうですかそうですか。
今作も映画の作り的には、前作同様の古さは感じますし、かなりお気に入りになってきてるスポックが基本出てこない(死んで、生まれ変わっている間の話しやし)のは残念。ですが、話自体は、組織の規則を破って・・・という軍人にあるまじき行為をしてくれるので、ちょっとわくわくしますし話の持って行きかたもまぁ、悪くはない。うーむ。やっぱり「まあまあ」かな。
久々に見ると思ったよりよかった。まぁ、前作からの流れってのもあるんですけどね。メンバーの復活にかける頑張りはやっぱり見てて嬉しくなっちゃう。
クリンゴン人が現れ、カーク提督(艦長?)との確執が表面化する出来事があったりもすれば、スポックが人とのハーフであるにもかかわらずバルカン人ベースにリセットされたりと盛りだくさん。
たしかにクリンゴンラスボスな部分の物足りなさはあるっちゃーあるんですけど、2〜3と来て、さらに名作4が来ればこの作品もなかなかの3部作と言えるかもしれないなぁ。