カンバーバッチに会いたい気持ちが高まってて、本シリーズの2作目「スター・トレック イン・トゥ・ダークネス」に出てるという情報を、信用できる筋（丞二）からえたので、んでは一作目を見直そうかね、と、娘（19）と視聴。

カーク船長のキャラクタにじゃっかんイラッとしながら、でも、まあこんなところかなあという感じ。

娘は楽しんだようです。

派手さとスピード感と、綺麗さと全面的に素敵だなー。そりゃー劇場1作目みたいな感じはないし、スタートレックらしくないって言われたらそれまでなんだけど、いいじゃないか。面白かったら。

スポックがでてくるとこがなんかハン・ソロの登場シーンと似た印象でしたねー。さすがはJJ。ハン・ソロの方が後だっけ？
まぁ、旧作の有名キャラがででーん。と現れたらどれもがそうなるのかもしれないんだけど、ルークよりハン・ソロを思い出したなー。

JJエイブラムスが「スター・ウォーズ エピソード７ / フォースの覚醒 」の新作を撮ることに決まって最初に思ったのは、売れっ子なのはわかる江戸「節操ないな」です。
感覚的には金子修一がガメラ撮ってゴジラ撮るのに近いだろうか？もしくはそんな監督いないけど「ミッション・インポッシブル」撮った次に「007」取る。みたいな・・・。

子供の頃から慣れ親しんでる分、スター・ウォーズ贔屓になっちゃうのはしょうがないんですが、決してどちら派閥ということもなく、どちらも面白いのは知ってる。スタートレックだって1・4・8は最高に面白いしね。

つーわけで、スタートレックの新作。いや、予告編見てる限りじゃとっても楽しそうだけど、あの派手な感覚はスター・ウォーズの方があってんじゃないかなぁ。とか思ってたフシがあります。どっちかというと（カーク船長なんてハン・ソロに負けないくらい感覚と行動の人でもあるんやけどもうちょっと大人やし）知的な感じがしてるんすよスター・トレック。

が、これめっちゃいいやん。若かりし頃のカークという無鉄砲でやんちゃな感じがあの派手さ加減と相まって。
更に言うと次から次に出てくる知ってる名前（の若かりし頃）のキャラたち。みんな若かったんだねー。おかげで、スター・ウォーズ７でのハン・ソロとチューイ、R2D2&C3PO、そしてルーク登場時のあの興奮以上に、旧メンバーが次から次へ出てくるわ出てくるわ。スポック、スコット、マッコイ、ウーフラ、チェコフ、スールー・・・んで持って極めつけのレナード・ニモイ！！

いや、単体でもよくできた話で面白い作品に仕上がってるんですけど、これはスター・ウォーズ以上に前作知ってるかどうかで面白さが変わってくるだろうなぁ。

初スタートレックでした。
『宇宙大作戦』というシリーズがあったのは知っていたのですが、触れることなく成人し、このまま不惑になるかと思っていたのですが、巡り合わせで見るに至りました。

知ってることは

• スポックという人がいる、けど、いい人？
• バルカン星人の挨拶は、中指と薬指の間があいている。

くらい。

いざみてみると、けっこうコミカルな描写もあり、でもって、すごく技術的には進んだ世界なんですね。「転送」ってびっくりしましたよ。

たぶん長く見ている人にとっては、いい感じのエピソードなのだろうけど、まあ、こんなものかいな、という感じです。派手派手しくて楽しかったですよ。