スタートレックVI 未知の世界 Star Trek VI: The Undiscovered Country
画像表示切り替え監督: | ニコラス・メイヤー |
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出演: | ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、ジェームズ・ドゥーハン、ジョージ・タケイ |
時間: | 110分 |
公開: | 1992年 |
キャッチコピー: 未来、それは見果てぬ夢… | |
ジャンル: SF |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2020年06月17日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年08月02日 | 見た回数: 1回
なかなかメジャーどころの役者さんがでない今作ですが、今回カメオ出演みたいなんですがクリスチャン・スレイターが出てたりします。
さてさて、今回でTOS(The Original Series)の映画版は終了。前作かなりがっくりさせられたので、あれで終わったら、飛ぶ鳥跡を濁しまくり!というところでしたね。
今回はずーっと悪役(まぁ、作品としては3作くらいですが)だったクリンゴンとの和平交渉で一悶着ある訳です。
かなり集中してシリーズをみてたので、さすがにメンバーへの思い入れもありますし、それぞれの特徴もしっかりでていたんじゃないかな?役職が変わった分、それぞれの立場で対立したりもするものの、「何年やり続けてきてん。」というメンバーなので、信頼感みたいなのもありますし、みてる側からも期待している彼らが見れたのも大きい。
映像面でもILMにお願いした分見れる物になってましたし、いやいや、面白かったです。
シリーズの見方もわかってきているということもありますが、今作の犯人探しのくだりや、黒幕発覚時の驚き。最後の戦艦戦など大いに楽しませてくれました。まぁ、楽しめた最大の要因は前作「スタートレックV 新たなる未知へ」のおかげでしょう。ありゃー酷かった。
しっかし、役どころとしても引退間近の設定とはいえ、メンバーのほとんどが年を取ったなぁ。という印象です。SWと違って基本アクションで魅せる作品ではないのでそんなに違和感はないんですがね。
作品単体でも楽しめました。評価としては「まあまあ」で。「なかなか」でもいいかも。くらいです。
さて、TOS一段落ということで総評。ということでTOSメンバーおつかれさまでした。
食わず嫌いだったんですが、「なかなか」良かったです。確かに好きな人はSWより好きかもというのもわかるかな。
僕個人としては、やはりかなりルーカスに洗脳されているということもあるので、まだSWの方がいいのだ!と言い切れますが、毛嫌いするほど悪くない。メンバーもみんな大好きさ。というくらいには歩み寄れたかな。
4が飛び抜けてよくて、1が次いで。2、3、6が並んで第3グループ。大きく引き離されて(というか、リタイアして5)というところかな。
や~、オリジナルの最終としては文句ないんじゃないかな。そら、1とか4に比べるとちょっと落ちるけど、5で凹んだ心を見事に回収。
5がなかったことにしても十分話しは通じるしこれで良しとしようじゃないですか。
散々悪者のトップを張ってたクリンゴンとの和平がなされるのがこの作品なわけで、新シリーズの主要キャラ、ウォーフの立場も確固たるものになるというもの。それほど詳しくはないものの、ボーグとかロミュランとか他にも敵いますしねぇ(多分もっと色々いる・・・ガミラス?)。
結構犯人探しとか面白かったしメンバーそれぞれの個性もでてて満足満足。
スールーなんてめちゃ出世コースですしねぇ。
ということで、見続けてきた僕からすると結構良かったです。遥かに5よりも絵的に良くなった(戻った)し、ね。ただ、これでカークたととお別れということを知らないで単体でこの作品見たとしたら、そこまで入り込めるかというとちょっと物足りなく感じるかもなー。