クローバーフィールド / HAKAISHA Cloverfield

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監督:マット・リーヴス
時間:85分
公開:2008年
ジャンル:
怪獣フェイク・ドキュメンタリー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年06月27日 | 見た回数: 2回

ゴジラ祭りから怪獣まつりへとシフトしての一発目。ガメラに行かないのも日本人としてはどうかと思うんですがギャレス・ゴジラの敵のムートーみて、そういやハリウッド怪獣あんなんばっかやなぁ。と。

ということで久々でしたが、うん。おもろい!

最初っから最後まで緊張しまくりだしね。ひと通りストーリーも覚えてたにもかかわらずの臨場感。徹頭徹尾全体像も見えず、ビルの隙間だったりテレビ映像だったりというチラ見せだけでスケール感を感じさせる怪獣。ちびっこ怪獣はいらん気もしなくもないんだけど(デストロイアでも思ったけど)あれがないと、地下鉄逃亡シーンとかの恐怖感・緊張感が減るのかもなぁ。

セントラルパークでの最後にみえた怪獣の全体像・・・と思ったんだけど、あれは中型出会って大物はまた別ですよね。サイズ感的に。

十分にオススメでいいと思います。

※1、最後の海にドボンのシーンはネット見て、あー、そんなんあったのか。と思ってたんですが、今回もうまく見つけられず巻き戻し。これは映画館じゃ無理な芸当だなぁ。

※2,なんで劇場で見た一回目の試聴は「なかなか」なんだろう?辛い評価・・・難しく考えすぎ何じゃないかな?今なら間違いなく・・・(←これは甘すぎるのか??)

でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年07月29日 | 見た回数: 3回

三回目。
やっぱり酔った!!

でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年10月09日 | 見た回数: 2回

前半の演出が素晴らしいと再確認。
「REC」を見た後だからなおのこと、この作品が良く出来ていたことを実感できる。素人がハンディカムを持っている、というシチュエーションを上手く使っていることに感心。不自然でないシチュエーション作り、注目すべき人物の登場のさせ方、ビルの隙間からあおりで見上げる、ヘリの中から俯瞰で見下ろす、「本当っぽい」という以上に手ぶれカメラだからこそできる演出もあってなかなかお見事。

やっぱり今回も後半は薄目でしたけどね。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年10月05日 | 見た回数: 1回

確かに酔いますね。どこかで「広報手法がうまいだけでたいしたことはないだろう」と高をくくってみたんですが、いやいや、結構楽しめました。
石田さんが指摘しているように、重ね取りを使うことで、原理的には1日の出来事しか提供できないハンディカムの限界を超えて伏線の深みを出したり、テレビ画面をうつすことで鳥瞰的な状況を示したりとなかなかの演出好手だとおもいました。ほとんど「おすすめ」にちかい「なかなか」というかんじです。

でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年09月05日 | 見た回数: 1回

酔った。

後半はあまり画面に焦点を合わせられず。
しかもお決まりの「あれ」とか「これ」が、わたしの思うタイミングで起こらず、やや消化不良。

でも前情報をまったく持たずに観られたので、それについては日本の配給会社の広報戦略に感謝。テレビスポットでもほとんど内容には触れなかったので、石田さんのコメントがなければ多分観てないと思う。
おかげさまで、前半はかなり引き込まれて面白く観られた。が!ある瞬間にすっとさめてしまう。「ドリームキャッチャー」ほどではないけど。後半もボールは跳ねるので、「あのシーン」さえなければなーと残念だった。
※「HAKAISHA」という副題は、製作のJ・J・エイブラムスたっての希望らしいですよ。なんでも子供の頃から「ゴジラ」のファンだとか。

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年05月05日 | 見た回数: 1回

個人的にはとても楽しめました。どちらかというと映画というよりは一つのアトラクション的な印象もありますね。例えばUSJのスパイダーマンのアトラクションのような・・・。
惜しかったのは、何かがNYでどーしている(伏せてます)という情報を知っていた上で見たこと。何が起っているのか全くわからないままの方がより引き込まれたように思います。まぁ、この手の秘密を抱えた映画に関しては常につきまとう問題ではあるのですが。
似た手法でとられた、ブレアウィッチプロジェクト(未見)とあとスピルバーグ版「宇宙戦争」をくっつけたらこの作品になるんじゃなかろうかと思います。宇宙戦争と違って、トム・クルーズも、ティム・ロビンスもいない分、本当に一般市民には何にもできないのですが、そのリアルさ(まぁ、本当ならとりあえずビデオなんかとり続けられないんですけど)が、まさに映画中の登場人物の一人として行動している気持ちにさせてくれたのではないでしょうか。
ハンディでとっていることを強調するためにあえて、一週間前の映像の上からかさね撮りしていることを見せているのか。それもうまいかも・・・と思いきや、最後の最後で、なるほどこのためか。と思わせたのもお見事でした。
「ストーリー的にそりゃおかしいぜ」とか「現実ならこうはならんだろう」といったツッコミどころも多々ありますし、また、「結局のところどないやねん?」といった謎を残したままなのですが、それを差し引いたとしても現実を忘れさせ映画の中に引き込まれた点で、今年の上位に入ってくる作品だったと思います。
※日本の副題「HAKAISHA」はダサイですね。

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