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トロール・ハンター TROLLHUNTER
画像表示切り替え監督: | アンドレ・ウーヴレダル |
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出演: | オットー・イェスパーセン、グレン・エルランド・トスタード、ヨハンナ・モールク、トーマス・アルフ・ラーセン、ハンス・モーテン・ハンセン |
時間: | 103分 |
公開: | 2010年 |
キャッチコピー: 本当に、本当にいる! | |
ジャンル: 怪獣、ミステリー、アドベンチャー、ファンタジー、フェイク・ドキュメンタリー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2022年12月06日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年10月08日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年12月01日 | 見た回数: 1回
あくまでフェイク・ドキュメンタリーの中では、と断った上だけれど、これまでみたフェイク・ドキュメンタリーものでは、いちばん面白かったような気がする。
前半、トロールが出てくるまでのあたりはずいぶんと眠たいし、トロールハンターのおっさんは、いろいろとおかしいし、いろいろと難くせはつけられるのだけど、まず対象(トロール)の大きさがいいんですわ。「クローバーフィールド / HAKAISHA」くらいの大きさもいいんだけど、本作の動物の大きさはひじょうに気持ちいい大きさなんです。きっと『がらがらどん』のパロディの三匹のヤギといっしょに出てくる橋のトロールの大きさなんて、かなり絶妙。
フェイク・ドキュメンタリーなのでカメラが揺れるんですが、この揺れもあんまりひどくなくてなんとかみてられるのも、個人的には好印象。
ふざけ具合も楽しくて、
- 上述の『がらがらどん』のパロディ
- ラストの首相会見での失言(知らないのだけど、この首相、本物らしい??)。
- スタッフロール後の「この映画ではトロールを傷つけていません」
隠しテキストはここまでです。
とかで、ニヤリ。
残念ながらなくなっちゃったみたいだけど、特設サイト(アーカイブ)も面白くて、
- 「ご近所のトロールを探せ!」みたいなコーナでは、子供やお父さんがたの変な顔の投稿
- 「日本トロール保安機関」(「日本トロール保安機関」については、たぶんそのうち消されちゃうけど、Wikipediaでも言及がある)
『トロール・ハンター』(原題: Trolljegeren、英題: The Troll Hunter)は、2010年のノルウェーの擬似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)映画。日本トロール保安機関推薦映画作品。
みんなたのしそうで、いいですね。
しばたんが褒めてたのでどんなもんかなー?と思ってたんですが、今回やっとこさ見ることができました。
なるほどいい感じのフェイク・ドキュメンタリー。好きですよ、この感じ。
最初のうちは、んー。トロール思ったよりちっこいな。とか、頭〇〇とかいらんのに。とか物足りなくって、トロール出てこない部分も多くて若干睡魔にも襲われるんですけど、とにかく出てきてからのワクワク感というのかな、どうなる?どうやっつける?どう逃げる?と楽しませてもらいました。
徐々にトロールもでっかくなってくるし、ラストのサイズ感もなかなかに素敵。
やっつける時と出現した時のサイズ感が若干違くないか?と思う部分も許せちゃう。(まーこのへんはサメ映画で散々体験してるんでね)
惜しむらくはあの傷つけられた子が暴走する原因と結果かなー。にょきにょき顔出てくるのかとおもてたんだけどなー。そうなるとちょっとリアリティに欠けるのか。難しい所かもね。そのへんの塩梅。
てなわけで、ほどよろしく楽しませていただきました。