ジェーン・ドウの解剖 THE AUTOPSY OF JANE DOE

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監督:アンドレ・ウーヴレダル
出演:エミール・ハーシュ, ブライアン・コックス, オフィリア・ラヴィボンド
時間:86分
公開:2016年
キャッチコピー:
この<身元不明の死体(ジェーン・ドウ)>にメスをいれてはならない
ジャンル:
ホラー

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年09月30日 | 見た回数: 1回

あの「トロール・ハンター」の監督作品ということで、かなり期待して見たのだけど、いや、見事に期待に応えてくれました。

たいへん上質なホラー。86分間、かなり高いテンスで、緩むことがほとんどありません。

死体を解剖していく過程で現れてくる「ありえなさ」が、たいへん不気味で、「いったいどうしてこうなっているのか」が、徐々に明らかになっていく展開もなかなかの妙技。

  • 外傷がないのに、内臓についた傷
  • 先天的にはあり得ない、異様に細いウェスト

などなど、全部書くと興ざめなので書きませんが、これらが一つの鍵でみごとに説明されていく。

死体を相手にしているので、グロテスクさはたいへんキツく、ホラーに耐性のない人にはまったくお勧めできませんが、謎の提示のされ方は、できればホラー怖い人にも、ちょっとオススメしたい。

で、何よりうまいのは、

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

……なんだけど、それが不快にならないうまい作りなんです。奥さんは、

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これ『吉備津の釜』だね。と言っていて、それはたいへん上手い表現なのですが、見るとわかるのだけど、嵐は起こっていないし、モルグにいた二人以外にとっては、何も起こっていないのです。

隠しテキストはここまでです。

ただ一点だけ難癖つけると、死体が一切動かないのがいい作品なのに、ちょっとだけ動くところがあるのです。これは「インセプション」と似た感想になりました。

というわけで、それだけ玉に瑕ですし、グロいし、怖く、中学校2年生の娘は

せっかく『着信アリ』のトラウマを克服したのに、同じ日にトラウマ更新やわ

と言っていましたが、かなり良作です。

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