長女（18）が、友達から「すっごい鬱展開だから、見てみて」と言われたそうで、一緒に視聴。もちろん、ぼくと奥さんは展開を覚えているので、マアソウダヨネという気持ちで完走。

娘はというと、心の準備はできていたそうで、あのどんよりラストを味わうには、ちょっと興醒めだったかなと。

途中のクリーチャのデザインはたいへんお気に召したそうで。まあ、あの巨大なやつとか、かっこういいですよね。わかる。

もっと謎が多いけどよくわからないきりに覆われて・・・みたいな話かとおもいきや、おもいっきり怪物的なものが出てきてましたね。タコ？クモ？ハチ？

宗教かぶれのおばちゃんに周りが洗脳されてく様とかちょっと面白かったりもしましたし、ラストシーンもちょっとどんよりした終わりでしたが、それはそれで悪くはない。

ただ、どうも似たような映画が多くて（※）新鮮味にはかけたかなぁ。最後に遭遇したあの謎のいきもののクダリとかちょっと「モンスターズ/地球外生命体」とか「クローバーフィールド / HAKAISHA」とか見た時の印象に近い物がありました。この映画のほうが古いんですけどね。

緊張感もあったし決して悪くはない映画だったと思います。はい。

※似たような映画と言っても僕の場合もっとB級テイスト溢れる感じではあるんですがね。

面倒くさい映画。
どんよりとしんどくなる程には入り込めず、早く終わらないかなーと思う程に気が削がれる訳でもなく、ただもう、付き合うのが面倒くさくなってだんだん頭が痛くなってきた。
とにかく、スティーブン・キング作品に期待する「笑っちゃう」何かがあまりなくて残念な作品。霧の中の大きな何かもそれなりに絵になってたし。

途中までかなり引き込まれたので、その部分の評価は偽れませんが、ラストはちょっとアレですね。評価は分かれる作品だと思います。

冒頭なので言っちゃいますが、スティーブン・キングものをある程度みていたら、にやっとできる「絵」もみられたりして小ネタが利いてるなという感じです。また途中も、期待していたものをかなり見せてくれます。とくに大きなもの好きの僕にはかなり満足です。だからそういうつもりでご覧になれば、かなり楽しめるんではないでしょうか。