一命

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監督:三池崇史
出演:市川海老蔵、瑛太、役所広司、満島ひかり
時間:126分
公開:2011年
キャッチコピー:
いのちを懸けて、問う――
なぜ男は、切腹を願い出たのか――。世界を圧倒した衝撃の超大作。
ジャンル:
時代劇ドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年08月31日 | 見た回数: 1回

渋い。最近子供向け実写映画ばっかり作ってる印象の三池崇史ですが、そういやこーいうのもいけたんでしたね。「十三人の刺客」とかも似た雰囲気なんでしょうか。

なんとなくですが、見てて「HERO」を思い出させましたね。メインの相手を前に物語の背景・真実を語る姿とかから連想したのかもしれません。

竹刀で※※※※※※※※※※※※※※(一応ネタバレ。隠してもわかっちゃうか)のとこはちと「うへっ」となりましたが、全編とおして緊迫感もあり、見終わったときの満足感もありました。

海老蔵くんの真骨頂である目力(眼力)もバッチリ見られるし、さすが普段から着なれてるだけのことはあって、若い俳優さん特有のしっくり来ない和服姿とも無縁ですしね。
出口のない海」とかの、少し昔の服装はどうなんでしょね?

また、押さえ気味ですが役所広司がかっちょよかったなぁ。

難をいうと、前述のグロいとことと、若干海老蔵くんののしゃべくりが大仰というかなんというか。あと、HEROみたいにもう一捻りあってもいいのかな?えらくストレート一本やりだな…ってのはありましたが、そもそもそんな作品じゃないかな?

とはいえ、こーいうの見ると、やっぱり邦画は大がかりなセットも火薬たっぷりの派手な爆発もCGオンパレードな特殊技術も要りませんな。ただただ、しっかりしたお話を丁寧に描いてくれりゃそれでいいんじゃないのだろうか。とかなんとか思ったり・・・(いったい僕は何者なんだ?エラソウダナ。)

てなわけで、意外とイケル口だったので、「なかなか」でもいいかなーと。

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