チャンバラマンガについて聞いたとき、確かしばたんが上げたマンガの一つだった気がする。
そんな作品の実写化をキムタクで三池崇史ですか。

とにかく、バトルしまくりなのとあんまり主人公が強くない（それはなんか言ってた気がする）というのが印象的でしたかね。よくやられるけど、死なないことをいいことに・・・みたいなね。
チャンバラとかをイメージするとちょっとずれるようなアクロバチックでへんてこな武器のオンパレードなので、そのバトルはそれぞれそんなに悪くない。よく切断されて血がどばー。とか突き刺されて血がどばー。とかはあるで苦手な人はダメでしょうけどね。

ストーリーとしてはなんかよくわからなかったなぁ。仇討ちにしてはあっさりラスボスにたどり着いちゃうし、政府との絡みやら登場人物のバックボーンやら何もなしでどんどん話は進んじゃうしさ。
不死な相手とかめちゃんこ強い女性剣士（多分戸田さん演じる彼女が一番かっちょいい）とか多分もうちょっといろいろあるんだろうけど、30巻あるマンガを2時間半に押し込めなきゃいけないんで、ざっくりと削ってダイジェスト的に終わらせたんだろうなー。という印象も強かったです。

ま、ハリウッドおバカ映画的な派手でガチャガチャになれてるんで、それなりに楽しかったですよ。

1mmも期待してなくて、故に先に見てた家族に「見所だけ見せて」と、完全にいっちょかみでしたが、「見所」は、けっこう忠実に漫画原作を映像化していたので、まあいいかな、と。

あいかわらず、コスプレは見事だなと思います。