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悪の教典
画像表示切り替え監督: | 三池崇史 |
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出演: | 伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林 遣都、浅香航大 |
時間: | 129分 |
公開: | 2012年 |
キャッチコピー: まるで出席をとるみたいに、 先生はみんなを殺し続けたんだ。 | |
ジャンル: ホラー、サスペンス、サイコ |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年10月10日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年10月03日 | 見た回数: 1回
反社会性人格障害系の映画って、どれくらい何の痛痒もなく自己中心的に悪事を為せるかがミソだとおもうのですが、本作についていえば、それなりによかったかな、という感じです。
伊藤英明氏は、二枚目で、その反社会性の雰囲気もかなりいい感じなのだけど、でも、海外での場面はかなり陳腐でけっこうゲンナリしちゃう。
それにウソは大きいほど見抜けないとはいうけど、後半の惨劇はホラーを楽しむ分にはいいけど、物語を楽しむには、やっぱり妙味がないような気もする。自分には想像もつかないような心の構造を持った人の物語をみたい、と思っている恐いもの見たさは、あんまり満足しない。
なんというか、数を結構みているのでいいたくなるのだけど、三池崇史さんらしい、というところがよくも悪くも感じられる。同じテーマだと思うと、なにかと「黒い家」と比べてしまい、あちらに軍配があがっちゃうなあ、という印象でした。
伊藤英明氏が「WOOD JOB!(ウッジョブ!) ~神去なあなあ日常~」で良かったのと、Huluに入っていたのと、おくさんの体調が悪かったので、なんとなく家で視聴。
やっぱり三池崇史さんらしい、(ぼくにとって)まあまあを超えない作品でした……。