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ヤッターマン
画像表示切り替え監督: | 三池崇史 |
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出演: | 櫻井 翔、深田恭子、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、阿部サダヲ |
時間: | 111分 |
公開: | 2008年 |
ジャンル: マンガ・アニメの実写化 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年09月15日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年09月28日 | 見た回数: 1回
褒め言葉になるのかどうかわからないけど、「かなりヤッターマンぽい」作品でした。正直、原作を知らなかったらそれほど面白い作品であるとは思わないのですが、2時間弱の尺でよくあのマンネリズムを表現していたし、悪のりもけっこうよい程度だったと思います。
最初は、各人、原作に比べて声が貧弱なのが、気になったのですが、見栄えに関しては、非常によくできていたと思います。ヤッターマンたちのコスチュームも格好いいのですが、ドロンジョが非常にエロティックで、これはもともとの天野喜孝がエラいのか、現物にした映画スタッフが偉いのかわかりませんが、このコスチュームをみるだけでも見る価値があると思います。
まー若干大人向けというか、初期のアニメを子供の頃見てた人向けな内容なので、ターゲットバッチリな僕からすると「忍たま乱太郎」より面白かったのだ。
とはいえ、評価として最高評価かというと、んー。どうだろう?
「忍たま」に関しては子供らが頑張ってたのと劇場の雰囲気に飲まれたことであの評価ではあるんですが、今作はというと、ウム。面白かったぞ。別段けなすべきとこもないし。とは言うものの「なかなか」くらいでしょうかねー。
※ホントは忍たまもそんなもんなんだろうけどね。
ただ、やっぱり子供らが頑張ってるのに対して櫻井くんと福田沙紀ちゃんではやっぱりプラスポイントに差が出てしまうのはしょうがない。
一方で影の(と言うか本当の)主役である、ドロンジョ様はじめドロンボー一味のハマリ具合は秀逸。
深田恭子ちゃんはカワイイだけのキャラから、とってもいい立ち位置を見つけたなぁ。としみじみ思います。一応ヒロインは2号(福田沙紀ちゃん)のはずなんですが、正直ドロンジョ様しか覚えてないしね。
更には残りの二人もいいところの配役で素敵です。さすがに「20世紀少年」ほどのマンガと同一、感はないものの下手に有名キャラを持って来なかったことは実写化配役委員会の一員である僕からしても満足の行くもんでした。
若干やり過ぎ感もなくも無いですが、まぁ、これくらいふざけたほうが特徴が出ていいんでしょうねー。ドロンジョ様も可愛かったし一味も良かったってことで順当な評価です。はい。
※に、しても、これくらいの感じでフジテレビ系の映画はなぜ作れないのかねぇ。(例:「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」とか「西遊記」とかね)