前作に割と素直な感動をしたのが、そもそもの間違いなのかもしれない。もともと、ナンセンスコメディ映画で、前作はハイロウズのテーマソングに目を曇らさせられただけなのかしら。

ヒロインのヘンなPVも、見てるそばから気持ちを削いでいくし、空回り気味の低俗なギャグと、なんだか下品な展開。すべてそういう映画が嫌いな訳ではないけど、前作を好きだった僕にとっては、「なに？ お前。アレ、本気にした？ バカジャネーノ？」と言われている気分。

まれに見る最低の鑑賞後感でした。

Amazonの評価では比較的みんな高評価ですが、見方がわかってればよかったのかも。

前作にあるような、あるいは人によっては前作から読み取れるような爽快感はありません。ナンセンスコメディとしてだったら、それなりのものだと思います。