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石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年07月15日 | 見た回数: 1回
なんやねん。チョーいいじゃないか。
思いのほか高評価だった「好きっていいなよ」を上回るほど。 どことなく「時をかける少女」アニメ版と同じような、爽やかでちょっと切ないようなあの青春時代を感じられたのが不思議です。あくまでこんな学生生活を送ってないのは言うまでもないですよね。
話はベタだし、おそらく漫画のほうが丁寧で面白いんじゃないかとは思うんだけど、このへんは撮り方の妙というのかな?「ソラニン」とかの監督さんだと思うんですが、妙にノスタルジックというか、上手いことその世界に連れて行ってくれてるような気になるんですよ。
相性が良いのかもね。
話としては悪くはないし絵も悪くない。ヒロインも可愛らしい。じゃ、なんで「オススメ」ではないのか。 この手の映画を「オススメ」にするのがちょっと恥ずかしい。みたいにカッコつけてるわけじゃないです。ちゃんと理由もありますとも。
1. とにかく最近の青春モノとかを見る基準が親目線過ぎて冷静な判断をしている自身がないこと。「好きっていいなよ」のヒロインもそうでしたが、今作もこれまた自分の娘と重ねあわせ、頑張ってる姿を見てウォー。いいぞ。頑張れ。と思っちゃう自分を冷静に見ると、映画としての作品をちゃんと評価できているか疑問なこと。
2. ヒロインと相手とともに高校生というのはあまりにも年上に見えてなんとなくコスプレみたいだったこと。 これについては例えばドラマ(映画化もされるらしい。結構良かったですよ)「信長協奏曲」でまだまだトキメク小栗旬くんが30オーバーで高校生役をやっちゃう昨今なのであまり指摘するポイントとして妥当ではないのかもしれませんが、それでも、明らかに高校生じゃないよね。なのにズーーーーっと高校生役で制服を身をまとい・・・てのが違和感ありましてね。 ※ヒロインの本田翼ちゃんなんて十二分に見慣れちゃうのが不思議でしたが。相手方の東出昌大くんなんていつまでたっても、そこそこの大人にしか見えないんだなぁ。
3. 本田翼ちゃんに関してはなんとも味わいのあるボー読み感。これがあえてなのか実力なのかは他の作品も見てみないとわからないですが、なんかしっくりこないというかねぇ。一方の東出くんは、心に傷を追った立ち位置というのもわからんではないですがぼそぼそと喋って何いってるんかわからへんという、困った出来。
以上の点で、やっぱりマイナスがないではないので1ランクだけ下げておきます。評価なんて極端な方がいいに決まっているという心情はあるんですけどね。
ということで、こんな評価にしちゃいましたが、前述のとおり、良かったんですよ。 特にヒロインの女の子の行動すべてが、娘がこーなったらという1点とまさに重なりあって、嫌味もなんにもない爽やかで素敵な感じがたまらなく気持ちよかった。さらにはちきしょ。正直最後ちょっと泣きそうになったんですよ。その時の気分がまさに劣化版の「時をかける少女」だったんですよねー。
てなわけで、えらくいい気分で見れたのも事実。
またいつか改めて見てもいいかもなー。
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なんやねん。チョーいいじゃないか。
思いのほか高評価だった「好きっていいなよ」を上回るほど。
どことなく「時をかける少女」アニメ版と同じような、爽やかでちょっと切ないようなあの青春時代を感じられたのが不思議です。あくまでこんな学生生活を送ってないのは言うまでもないですよね。
話はベタだし、おそらく漫画のほうが丁寧で面白いんじゃないかとは思うんだけど、このへんは撮り方の妙というのかな?「ソラニン」とかの監督さんだと思うんですが、妙にノスタルジックというか、上手いことその世界に連れて行ってくれてるような気になるんですよ。
相性が良いのかもね。
話としては悪くはないし絵も悪くない。ヒロインも可愛らしい。じゃ、なんで「オススメ」ではないのか。
この手の映画を「オススメ」にするのがちょっと恥ずかしい。みたいにカッコつけてるわけじゃないです。ちゃんと理由もありますとも。
1.
とにかく最近の青春モノとかを見る基準が親目線過ぎて冷静な判断をしている自身がないこと。「好きっていいなよ」のヒロインもそうでしたが、今作もこれまた自分の娘と重ねあわせ、頑張ってる姿を見てウォー。いいぞ。頑張れ。と思っちゃう自分を冷静に見ると、映画としての作品をちゃんと評価できているか疑問なこと。
2.
ヒロインと相手とともに高校生というのはあまりにも年上に見えてなんとなくコスプレみたいだったこと。
これについては例えばドラマ(映画化もされるらしい。結構良かったですよ)「信長協奏曲」でまだまだトキメク小栗旬くんが30オーバーで高校生役をやっちゃう昨今なのであまり指摘するポイントとして妥当ではないのかもしれませんが、それでも、明らかに高校生じゃないよね。なのにズーーーーっと高校生役で制服を身をまとい・・・てのが違和感ありましてね。
※ヒロインの本田翼ちゃんなんて十二分に見慣れちゃうのが不思議でしたが。相手方の東出昌大くんなんていつまでたっても、そこそこの大人にしか見えないんだなぁ。
3.
本田翼ちゃんに関してはなんとも味わいのあるボー読み感。これがあえてなのか実力なのかは他の作品も見てみないとわからないですが、なんかしっくりこないというかねぇ。一方の東出くんは、心に傷を追った立ち位置というのもわからんではないですがぼそぼそと喋って何いってるんかわからへんという、困った出来。
以上の点で、やっぱりマイナスがないではないので1ランクだけ下げておきます。評価なんて極端な方がいいに決まっているという心情はあるんですけどね。
ということで、こんな評価にしちゃいましたが、前述のとおり、良かったんですよ。
特にヒロインの女の子の行動すべてが、娘がこーなったらという1点とまさに重なりあって、嫌味もなんにもない爽やかで素敵な感じがたまらなく気持ちよかった。さらにはちきしょ。正直最後ちょっと泣きそうになったんですよ。その時の気分がまさに劣化版の「時をかける少女」だったんですよねー。
てなわけで、えらくいい気分で見れたのも事実。
またいつか改めて見てもいいかもなー。