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くちびるに歌を
画像表示切り替え監督: | 三木孝浩 |
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出演: | 新垣結衣、木村文乃、桐谷健太、恒松祐里、下田翔大 |
時間: | 132分 |
公開: | 2015年 |
キャッチコピー: 大っ嫌いなあなたたちが 教えてくれたこと | |
ジャンル: 音楽、青春、ドラマ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2020年02月28日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2015年12月18日 | 見た回数: 1回
泣いてしまった。
中学生題材の映画の代表作として「リリィ・シュシュのすべて」と「おっぱいバレー」という良くも悪くも2大巨頭があるので、それと比べるとそこまで印象深く心に残るわけじゃないんだけど、ちょっと田舎の純粋な子供たちが頑張ってる姿とか見させられると、いい歳したオッサンはぐっと来ちゃったりするのだ。
それに、そもそも合唱とか合奏とかみんなでわーっとやってそれが一つになってみたいなのは好きなんでしょうがないじゃないですか。
「トワイライト ささらさや」が、悪くないもののガッキーの可愛さくらいしか残らなかったんですが、こちらは主役である彼女目的に観始めたにもかかわらず、話し自体に持ってかれちゃうというかなんというか。
もうちょっと若い頃見てたら、「ふーん。悪くないじゃない」くらいですんでるような作品なのかもしれないけど、おじさんはちょっと涙ぽろぽろ恥ずかしくって、そそくさとバレないよう下向きながら早足で電車を降りたのさ。
見たことない映画なんて無数にあるし、あえて見たことあるやつ見なくてもいいじゃないか。と、思わなくもないんですけど、アマゾンの配信終了に踊らされてつい見直し。
ちょうど子供が中学生に上がるタイミングということもあるわけですが・・・
またしても泣いてしまった。
無くポイントも決まってるので、なんだったらそこ見るだけで泣ける気もするなぁ。
そら、時代設定も違えば舞台も離島だったりするわけですけど、正直こんなピュアなわけがない。ましてやこの情報化社会。それはもうすぐ中学生の子を見ててもそうだし、それこそ毎回出てくる2作品もそうですがもうちょっとスレてて大人な感じなはずなんです。が、家と言ってあまりに現実離れしてるかと言われるとそんなことはなくって、どっかで大人が持ってる理想の姿というのかな?
多少の波風こそ立つもののダークサイドに落ちる要素が垣間見れない純粋さでぶつかっていく姿はちょっと尊敬に値する。それこそ「なんでそんなに頑張れるの?」だなぁ。
この感覚は多分子どもに見せてもいまいち伝わらないのかもしれないけど、「中学生たるもの」という観点で見せてみるべきだろうか?多分ウケるのは「イコライザー」とかだったりするんだろうけどね。
とりあえずライトサイドな今作。中学ネタの2大巨頭、ダークサイドな「リリィ・シュシュのすべて」と現実路線な「おっぱいバレー」と並べてもいいかなー。
追記:中学生ネタだと「告白」も「耳をすませば」もあるなぁ。少ないけど評価高いの多いかも??