正直京都ネタのふつーの少し不思議（SF）な恋愛映画だろうと思ってましたが、監督この人でしたか。今の所あの「ホットロード」ですら懐かしさと共に平均点を下回らなかったくらいですよね。

純粋に、おぉ、叡電やんけ｡おぉ、精華そのもの出てきたで。懐かしー。さらさだねー。みなみ会館だねー。とか楽しませてもらったのも事実ですが、これと相まって、ココ最近、いい年なので持ってかれそうな崖っぷちでも踏みとどまれるほどには涙腺も持ち直してたんですが、改めてだめだー。

少女マンガネタではなくて小説上がりらしいんですが、純粋な切ないお話に見事に持っていかれちゃいましたよ。

SFネタとしてみたら、多分破綻してそうな気もするし、わかってからそれに上がらってみたりもなく淡々と受け入れていくのがちょっとあっさりしてるなー。と思わなくもないんですけど、話の展開と、とり方とで見事に上手いこと話にはいりこんでしまいました。

ヒロインの小松菜奈さんにしても、何本か見てる主役クラスの映画の中でも、んー。美人だけど・・・という個人的な感想でしたが、これに関しては若かりし頃見てたら１００％「惚れてまうやろ」となってしまうだろうし、今だと、我が娘よ。これくらいなるのだぞ。と思えるほどでしたね。

最初に手をつないだときに泣いちゃうとかなししでしょ・・・。

いいおっさんだけにちょっと虚勢を張って全体的に彼の作品は感じた思いよりも一段階下がって評価つけてたりするんですが、がこれはちょっとよかったなー。

追記：いいおっさんの割に文章レベルは中学生くらいやな。