僕等がいた(後編)

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監督:三木孝浩
出演:生田斗真、吉高由里子、高岡蒼佑、本仮屋ユイカ、比嘉愛未
時間:121分
公開:2012年
ジャンル:
恋愛青春マンガ・アニメの実写化胸キュン

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年10月15日 | 見た回数: 1回

続いて後編。
すでに舞台は大学卒業後の大人。
青春だぜコンニャロ度合いがちょっと薄まってて、その点では前編のほうが、グッと来る度合いが高いんですが、ウズウズさせられて焦らされてからのハッピーエンドな後編も悪くはない。

まぁ、流石にマンガだけあってドラマチックな不幸のオンパレード。おかげで本当にすれ違ったまま交差しない二人。このあたり、ちょっと事件起こり過ぎな感じで、若干現実離れしてる感もなくはないんですが、「ハナミズキ」よりは遥かに現実味もあるし(あっちはマグロ漁船とか海外とかそんなんだしさ)話にはそんなに不満はない。

そんな焦らし作戦の一環みたいなもんを食らってもんもんとしながら、ラストの方で出会った二人がものすごくかる~く(あえて)喋ってるところとか見ると、うぅ、おじさん的にははよハッピーエンドにいけよ。と思っちゃったりね。

最後に廃校となる予定の母校に忍び込んでからの教室やら靴箱やらのシーンとかも、なんかグッと来るものがありました。

それにしても、高校とかの舞台を描くとなんでこんなにきれいな懐かしい思い出(そんなの体験してないけど)を思い起こさせるんだろう?「時をかける少女」(アニメ版ね)の時にガツンと感じたんだけど、実写でもそこはかとなくその辺を感じちゃうのだ。撮り方とか絵とか音楽のツボがちょうど僕にはまってるのかも。なんせ同じ作品のマンガ原作じゃそれ、感じ取れなかったですしね。

ということで話を知ってるだけに、それをどんな実写化してるのかなぁ。という観点で見続けた前後編。単純に映画だけ見たら「まあまあ」くらいが妥当なんじゃないかな。
僕等がいた(前編)」のほうがもっと純粋でツボなんで好きなんですが、どっちか見るなら、というような作品ではないしね。

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