時をかける少女
画像表示切り替え監督: | 細田守 |
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出演: | 仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月 |
時間: | 98分 |
公開: | 2006年 |
キャッチコピー: 待ってられない 未来がある。 | |
ジャンル: アニメ(日本)、青春 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年07月20日 | 見た回数: たくさん
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年04月11日 | 見た回数: たくさん
映画部一の問題作「サマーウォーズ」を見る前に予習としての視聴。
見るのは4度目ででしょうかね。相変わらずの程よい軽さ。押し付けがましくない感じが絶品だなぁ。筒井さんの原作も角川映画版も知らないし、しってるのは「とーきーをーかーけーるーしょーじょ♪」ってなフレーズだけ。ですが、今作だけで充分満足!
最近は「うちの娘がおっきくなったら・・・」という親目線で見ることも増えてきているこういうジャンルの作品ですが、そんな中では珍しく自分目線で作品を見てしまえるんですね。時代設定は現代でケータイも登場すれば、舞台も全然生まれ育った場所でもないのに何か懐かしさ。
これは例えば「Always 3丁目の夕日」を見て古き良き日本だなぁ。と思う懐かしさとはちょっと違い、そこにあるのは「からっとして自由で気侭で平和な、僕らの過ごしたありふれた高校生活」っていう理想像。
もちろんそんなドラマチックでキラキラした高校生活を送ってる人なんてそうはいない(少なくとも僕はね)んですが、それでも実感はなかったけど高校生活ってあんな感じだったなぁ。とか思わせてくれる何かがあります。
でべちゃんの「サマーウォーズ」の女子高生論が秀逸なんですが、確かにアイコン化(商品化?)された女子高生が今作にはほとんど出てこない。そういった僕の高校生活にはなかった要素が見えないのもそう思う一因でしょうかね。
(なかったと思うんだけどなぁ。ぼんやりしてたからよくわからんのだ)
「耳をすませば」ほど純粋無垢すぎず、かといって「ハルフウェイ」や「花とアリス」ほど現実感(これらもまぁ、現実感乏しいけど)を感じない微妙なバランスの上に成り立った良い作品だと思います。
まぁ、このバランスに関しては狙って出来たものではなく、作品が持ってる世界を勝手に僕がいいように解釈してるにすぎないのかもしれないですけどね。
ということで、ストーリーなり何なりと多分もうちょいいろいろ書くこともありそうやけど、問題作が控えてるし、多分そちらでも言及するだろうからひとまずこんな感じで。
いやー、評価としては文句なしで「おすすめ」です。
松田馨 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年03月07日 | 見た回数: 1回
普通に楽しめたんだけど、もう1回見たいとは思わなかった。
真琴のバカっぷりには笑わせてもらいましたが、なんかスッキリしなくて…。どこかで聞いたことある感じの主題歌も映画のコピーもいまいちだし。
原作から20年後の世界という設定で小説のヒロインも出てくるので、ファンならもっと楽しめるかも。
サマーウォーズが良かったので期待しすぎたので少し辛口ですが、しっかりすっきり完結する話が好きなので、好みの問題もあると思います。
なんというかですね、何回みてんねんという声も聞こえてきそうですが、やっぱやってたら気になるじゃないですか。で、深夜ひっそり視聴。隣で娘も寝てる(一緒に見てない)状況で、涙ポロリってなもんですわ。しょうがないじゃないか。
何回見ても小気味良いストーリー、さっぱり爽快な主人公、気持ちのよいエンディング。うーん。すっきり心が洗われますなぁ。実写版見てもそんなふうに感じるんだろうか?ちと厳しいかなぁ?