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未来のミライ
画像表示切り替え監督: | 細田守 |
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出演: | 上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、宮崎美子 |
時間: | 98分 |
公開: | 2018年 |
キャッチコピー: ボクは未来に出会った。 | |
ジャンル: アニメ(日本) |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2020年01月30日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2019年04月14日 | 見た回数: 1回
うーん。見るんじゃなかった。
こんなにぼくと合わない作品も珍しい。
夫婦のやりとりが微に入り細に入り不快……というか、決まりゼリフとステロタイプな対応の応酬で、全然血の通った人間に見えない。「あるある」というのかな、子育ての現場でありそうなことを適当に詰め込んだ感じで、ぼくの知る現場とは大きく乖離を感じました。
夫婦だけじゃなくて、登場人物全般に、ぼくにとっては、まったくキャラクタが立ち上がってこない。幼児の言葉遣いも不快で、等身大感が全くない。
また、この手の、現実と非現実を行ったり来たりする話って、主人公側に学ぶ素地がないと話が成り立たないと思うのだけど、幼児すぎてその「学ぶ」という感じがわかりづらい。
みんなが褒めるので、もう一回「時をかける少女」をみて、この監督には近寄らないのが吉かなあ。
なんだろ?いまいち乗り切れないまま終わってしまった。
自転車乗ろうと頑張ってみたりするとことかもいいと思う。初めて来た妹に色々ちょっかいかけて怒られて、すねて・・・というのもね。
過去と未来とという話ならもっと面白くなりそうでもあるんだけど、いまいち入り込めない。せっかく未来から訪れたわけだしさ、ミライちゃんと犬に無理やり連れて行かれて二人で冒険してちょびっと成長して帰って来るというベタなパターンだけでよかったんじゃなかろうか?
ちょっと違うけど「千年女優」みたいな混じり合い方ならいいんだけど、過去と未来とで行ったりきたりというにはあまりにそれぞれの話もぶつ切りなのでそこももったいない。過去の親の姿を見てきて成長。とかも若ランクもないんだけどさー。なんだかなー。
後半なんかは「時をかける少女」いいなー。とか思い出しながら見てましたよ。
というわけで、まー期待値高すぎたのもあって残念度合いが高いんですが・・・。
3歳の息子が以外に冒頭30分ほど集中して見てたのと(大抵5分で飽きる脱線する)、最初の頃の赤ちゃんのほっぺをおもちゃのように「むぎゅー」って引っ張って大笑いしたとことか、赤ちゃんを大事に。と言われて新幹線をベビーベッドに敷き詰めたりするところをニコニコ見てたんで、ちょっと甘め評価なのでした。