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石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2013年08月12日 | 見た回数: 1回
おもいっきり心に響かない映画というのも珍しい。
この映画で覚えているのは「明石家テレビ」の「ご長寿早押しクイズ」が流れていたことくらい?ガッキーじゃなかったら「未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」の方がまだスペイン観光できるしマシかのぉ。 あの作品はとんでもない方向に行ってくれたんでより心に残ってくれる逆の効果もあったんですが、これはそこまでの突き抜け方というか思い切りが感じられず、その点でもつまんないというマイナス点がさらに輪をかけているという困ったちゃん。
歌つながりではあるものの、そこまでこの曲が流行ったとも心に残るでもなく(このへんは個人的な感想ですが)、余計に「未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」と比べた上で、やっぱりつまんないぞ。
ということで文句なしの自身を持ってお届け出来る「残念」作品。 歌ベースで物語を無理やり作って成功する邦画(洋画も?)なんて存在するんでしょうかねぇ?
では、せっかくの久々残念映画なので、毎度おなじみのネタバレモードで楽しんでみてくださいませ。
何から書いたものか。まず、ガッキーはふつーにカワイイんですが、どうかな~。たまにそーでもないぞ。と思わせる箇所もあって、それは個人的な趣味の違いなのか、あるいは映画の見せ方が絶妙にマイナスなのかこれまた困ったもんである。
北海道の田舎で偶然というかあざとく出会って恋に落ちる二人です。何で付き合うことになったのかという流れは端折っているあたり、作ってる側も「無理があるなー」話ができない。とりあえずすっ飛ばすか。と、英断を下したに違いありません。
ちなみに、男の子は生田斗真くん。あんまりピンときませんが水産高校の生徒さんでゆくゆくは漁師になる野望を持っています。頭はあまりよろしくない設定のようで、ガッキーの早稲田受験の応援に早稲田高校の参考書を渡すという、狙い過ぎで冷めるポイントを有しています。字も下手っぴですが・・・まぁ、デスノートのあれと比べると立ち位置が違うしどーでもいいか。
ガッキー早稲田受験。C&D判定を覆し見事に受かっちゃいます。じゃ、もちろん上京しますよね。見送りは・・・船の上から「頑張れサエ」の横断幕でお見送り。ウォー。と騒いでますが、途中で帰っちゃう。だってほれ、漁船だしガソリン代も仕事もありますしね。
離れ離れですが、そこはほれ、遠距離恋愛のもどかしさが・・・あれ?別段伝わってこないですな。ごくごくふつーのパターンを踏襲するだけ。 あ、一応彼氏に行為を寄せてるっぽい女の子が登場。多分後で恋に落ちたりなんだかんだ会ったりして別れる原因になるに違いない(推測)。
大学の先輩に向井理くんが立ち位置的に谷原章介さん的なふるまいのキャラで登場。なかなかとらえどころのないかっちょいい役どころが、ポスト谷原くんアピールを感じる。カメラマンで留年しまくって海外行きまくってるやつだそうです。ガッキーと仲良くなってどーこーするんでしょうなぁ(推測)。
で、その先輩とやいのやいのじゃれあってるとこを上京してきた彼氏が超偶然に見かけて・・・
嫉妬に狂って暴走。→ 「赤い糸」を彷彿とさせるダッシュ力。→ が、持続力はない。一応漁師なのに。→ が、どうしても追いつけないガッキー→ 酔っぱらいとぶつかりおみやげ壊され激怒→ やられる。漁師なのになんか線が細く、弱い。→ ガッキーの部屋にいって、「会いたかった」
あれ?さっきはもう会いたくない。帰る・・・的な勢いだったような。あ、でも帰る割にはさっさとい空港とか駅とかに向かうでもなくぼうそうでしたね。最終的にガッキーの部屋にはいることを想定してなのかもしれません。やるな。
と、言うかですね、そもそも連絡してから来ようや。と言いたくなるこれまた典型パターン。
仲直り。状況の理由は手渡しで手作りの船を渡すことだそうな。見送りの際の船の模型で、旗に「ガンバレサエ」と書かれてます。嬉しいのかな?何はともあれひと通り目的を達成して彼氏帰郷。
まぁ、そのへんはジャニーズな彼と売れっ子アイドルの彼女。ドロドロしたところは見せませんとも。あっという間に朝になり、あっという間に帰って行きました。事務所の力というかなんというかあっさりしたもんである。
ガッキー就職難。先輩に頼るが彼氏には頼らない。まぁそらそうか。地元で漁師してる人に相談してもねぇ。どこでも就職できそうなのに全滅だそうな。じゃー、地元に帰るか・・・夢があるそうですよ。夢が。
では、地元を見てみましょう。こちらは怒涛の展開。彼氏の父親借金→船乗り諦める→最後の量の日に父親倒れ死亡→とにかく大変。ですが、酔った勢いで前述の女の子に手を出す。ちなみに女の子側も狙ってるような怖い描写でもある。
じゃ、ガッキーはどうした?これまた何の脈略もなくアメリカで働いている。すげー。向井理クンについていって、ちゃっかり職までゲットしているのである。しかもあっという間に1年が過ぎているという設定。場面の展開なり何なりが豪快にすっ飛ばしてくれるので、こちらは、あれ?今いつだ?と戸惑う事この上ない。 しかもなんか向井くんとえらく仲良く暮らしたりなんやかんやしているそうである。いつの間にか?知らん。 あ、もちろんガッキーはアイドルですのでそんな描写は一切ないですよ。ただ、 そんな向井くんから「めしがうまいなー」「誰のでもいいんでしょ。じゃ、これはおしまい」「いやいや、紗枝(ガッキー)の肉じゃがが上手いんだ。」とか、「もう先輩はやめろよな」的な寒い会話をこなしながらもプロポーズまで受けちゃう。むむ。
一方の彼氏はなんとまぁ例の女の子と結婚までしちゃうのだ。で、家族ぐるみで仲良く内職したりなんやかんやで借金返済に頑張っちゃう。それなりになんかいい感じに収まってるんですが・・・。
友達の結婚式で帰国したガッキーと再会。ここで実は俺結婚したんだよ。的な近況報告したりしつつも仲良く喋ってみたりする。そのシーンを見た奥さんの表情はホラー映画暮らすかもしれない。鳥肌モノである。
さらにはガッキーが彼を呼び出し昔もらったプレゼントを返し、何故か「ハナミズキ」軒の下で抱きあい、花びらが舞う。音楽は覚えてない。ちなみに、外出したよー。と聞いた時の奥さんの推理力も大したもので、証拠すらないのにガッキーの嗅ぎ分ける。女の勘ってやつですか。
彼帰宅と同時に奥さんにとっちめられ、しかも借金のあてもなくなり、返せなくなり破産決定!散々なり。同居していた妹とお母さんと別れ、さぁ、夫婦で新たな人生を・・・とおもいきや帰ると奥さんがいない。お?なんだ?
ちなみにこの映画の一番のみどころ「ご長寿早押しクイズ(参考:youtube)」もこのあたりで流れるので、我慢して観るように。鈴木史郎さんはお元気でしょうかね?
見どころ終わり。
まーそんなこんなで彼の行く末はどうなることやら・・・
じゃ、ガッキーはどうですか?プロポーズされてましたよね。勤め先に向井くんからの手紙「帰ったら前の返事を聞かせてくれ」を受け「彼が取材から帰ってきたら結婚すると思う」と、まさかの彼女からの死亡フラグ。
間違いない。 ただでさえ戦場カメラマンの彼。 間違いなく死ぬに違いない。 これで生きてたらそれこそ奇跡の映画として語り継がれることまちがいなし。
・・・
お、やっぱり死んでら。
このへんは映画監督の心意気ってやつですよ。メインの二人。生田斗真くんと
「君と好きな人が、百年続きますように」
になる以上、彼には死んでもらうしかないわけです。だって、いっぺん結婚して×がついちゃガッキーと事務所に申し訳ないじゃないですか。ん?ジャニーズの生田くんはいいのかって?まぁ、男の人はいいじゃないですか。
ガッキー傷心ながらも何年か過ぎ(この唐突なタイムワープにも結構慣れてきた)、彼の写真展なんかを開いて見たりする。相変わらず可愛らしいことにブレはないですな。 ついでに両親の思い出の地に向かう。 冒頭のバスのシーンのたどたどしい、何年もアメリカに住んでいたとは思えないガッキーの英語は多分そこですね。思い出後に脈略もなく到着し、ぶらりカナダ旅などをしていると、花びらが舞い(なんで?)なんか知ってる船の模型があるやんか。 脈略もなくてびっくりするのも当然です。店長に聞いてみると、何でも3日ほど前に「マグロ漁船の男」がおいて行ったと。
勘の良い人も感の悪い人も分かりますよね。借金で首が回らなくなり、奥さんにも逃げられた哀れな男がいたことを。しっかしまさかマグロ漁船日本等に乗る映画がこの世にあったとはびっくりデス。
見てる僕らはともかくとして、例の彼だと一切確証もないのに信じて追いかけるガッキー。カワイイから許す。だが、船は絶妙に間に合わない感じで出航。もどかしい。
ガッキー帰国。北海道の自宅でのんびり英会話教室なんかを開いてたりする。周りの知り合いはなんか仲良く暮らしてみたりする。 ・母親の再婚話なんかもあるが、ムダに話を長くしただけで一切映画の本筋と関係ない。 ・例の逃げた奥さんが、彼の昔の同僚と仲良くなりつつある描写もあるが、それもムダに話を長くしただけで一切映画の本筋と関係ない。
さて、自宅にあるハナミヅキもいい感じに散らすにふさわしく咲いてくれたのでそろそろお開きです。 相変わらず英会話の素敵な先生している地に、一人の男が向かいます。世界を股にかける漁師ないでたちでとてもカッチョよろしい。そして恒例、舞い散る花びら。船を持ってる。例の船だ。あれ?船ってあの酒場みたいなとこにおいてきたんじゃなかったっけ?よく行くからちょっと置いて行って、やっぱり返せ。と取り戻した?もしくはお酒代の質札扱い?良かったな。取り戻せたのか。
旗には「ガンバレ紗枝」とその裏に「ありがとう」の文字。あれ?これいつかいたの?カナダで?勝手に書いちゃ怒られちゃうよ。
彼氏「これ書いたのサエか?」 (僕「わからん。スタッフちゃうか?」)
エンドロール、あれ?終わった。ちなみに10年の時を越え、ついに結ばれる二人・・・にしてはちょっと感動とは別の何かがある含みのあるラブストーリーではないですか?単純に、よかったね~。と思える人はいるんでしょうか?
最後の最後で謎の男が謎の女の子を抱え上げ、ハナミヅキのは何触れるシーンが有ります。謎の男が父親でもなければ生田斗真でもないし、謎の女の子は幼いころのガッキーでもなければ、ガッキーの娘・・・いや、生田斗真じゃないとしたら誰の子だ?歌詞からすると100年先・・・じゃ、ガッキーの孫あたり?
とんかく最後の最後まで見た人を褒め称えたい名作でした。あっぱれあっぱれ。2時間くらいの作品なのですが、5時間ぐらい見続けたくらいの徒労感。あ、でもガッキー目当てだったら、ほぼ出ずっぱりなのでそれはそれで長く感じるのも悪くないんだろうか・・・僕はというと、可愛かったんですがつかれたー。
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おもいっきり心に響かない映画というのも珍しい。
この映画で覚えているのは「明石家テレビ」の「ご長寿早押しクイズ」が流れていたことくらい?ガッキーじゃなかったら「未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」の方がまだスペイン観光できるしマシかのぉ。
あの作品はとんでもない方向に行ってくれたんでより心に残ってくれる逆の効果もあったんですが、これはそこまでの突き抜け方というか思い切りが感じられず、その点でもつまんないというマイナス点がさらに輪をかけているという困ったちゃん。
歌つながりではあるものの、そこまでこの曲が流行ったとも心に残るでもなく(このへんは個人的な感想ですが)、余計に「未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」と比べた上で、やっぱりつまんないぞ。
ということで文句なしの自身を持ってお届け出来る「残念」作品。
歌ベースで物語を無理やり作って成功する邦画(洋画も?)なんて存在するんでしょうかねぇ?
では、せっかくの久々残念映画なので、毎度おなじみのネタバレモードで楽しんでみてくださいませ。
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
何から書いたものか。まず、ガッキーはふつーにカワイイんですが、どうかな~。たまにそーでもないぞ。と思わせる箇所もあって、それは個人的な趣味の違いなのか、あるいは映画の見せ方が絶妙にマイナスなのかこれまた困ったもんである。
北海道の田舎で偶然というかあざとく出会って恋に落ちる二人です。何で付き合うことになったのかという流れは端折っているあたり、作ってる側も「無理があるなー」話ができない。とりあえずすっ飛ばすか。と、英断を下したに違いありません。
ちなみに、男の子は生田斗真くん。あんまりピンときませんが水産高校の生徒さんでゆくゆくは漁師になる野望を持っています。頭はあまりよろしくない設定のようで、ガッキーの早稲田受験の応援に早稲田高校の参考書を渡すという、狙い過ぎで冷めるポイントを有しています。字も下手っぴですが・・・まぁ、デスノートのあれと比べると立ち位置が違うしどーでもいいか。
ガッキー早稲田受験。C&D判定を覆し見事に受かっちゃいます。じゃ、もちろん上京しますよね。見送りは・・・船の上から「頑張れサエ」の横断幕でお見送り。ウォー。と騒いでますが、途中で帰っちゃう。だってほれ、漁船だしガソリン代も仕事もありますしね。
離れ離れですが、そこはほれ、遠距離恋愛のもどかしさが・・・あれ?別段伝わってこないですな。ごくごくふつーのパターンを踏襲するだけ。
あ、一応彼氏に行為を寄せてるっぽい女の子が登場。多分後で恋に落ちたりなんだかんだ会ったりして別れる原因になるに違いない(推測)。
大学の先輩に向井理くんが立ち位置的に谷原章介さん的なふるまいのキャラで登場。なかなかとらえどころのないかっちょいい役どころが、ポスト谷原くんアピールを感じる。カメラマンで留年しまくって海外行きまくってるやつだそうです。ガッキーと仲良くなってどーこーするんでしょうなぁ(推測)。
で、その先輩とやいのやいのじゃれあってるとこを上京してきた彼氏が超偶然に見かけて・・・
嫉妬に狂って暴走。→
「赤い糸」を彷彿とさせるダッシュ力。→
が、持続力はない。一応漁師なのに。→
が、どうしても追いつけないガッキー→
酔っぱらいとぶつかりおみやげ壊され激怒→
やられる。漁師なのになんか線が細く、弱い。→
ガッキーの部屋にいって、「会いたかった」
あれ?さっきはもう会いたくない。帰る・・・的な勢いだったような。あ、でも帰る割にはさっさとい空港とか駅とかに向かうでもなくぼうそうでしたね。最終的にガッキーの部屋にはいることを想定してなのかもしれません。やるな。
と、言うかですね、そもそも連絡してから来ようや。と言いたくなるこれまた典型パターン。
仲直り。状況の理由は手渡しで手作りの船を渡すことだそうな。見送りの際の船の模型で、旗に「ガンバレサエ」と書かれてます。嬉しいのかな?何はともあれひと通り目的を達成して彼氏帰郷。
まぁ、そのへんはジャニーズな彼と売れっ子アイドルの彼女。ドロドロしたところは見せませんとも。あっという間に朝になり、あっという間に帰って行きました。事務所の力というかなんというかあっさりしたもんである。
ガッキー就職難。先輩に頼るが彼氏には頼らない。まぁそらそうか。地元で漁師してる人に相談してもねぇ。どこでも就職できそうなのに全滅だそうな。じゃー、地元に帰るか・・・夢があるそうですよ。夢が。
では、地元を見てみましょう。こちらは怒涛の展開。彼氏の父親借金→船乗り諦める→最後の量の日に父親倒れ死亡→とにかく大変。ですが、酔った勢いで前述の女の子に手を出す。ちなみに女の子側も狙ってるような怖い描写でもある。
じゃ、ガッキーはどうした?これまた何の脈略もなくアメリカで働いている。すげー。向井理クンについていって、ちゃっかり職までゲットしているのである。しかもあっという間に1年が過ぎているという設定。場面の展開なり何なりが豪快にすっ飛ばしてくれるので、こちらは、あれ?今いつだ?と戸惑う事この上ない。
しかもなんか向井くんとえらく仲良く暮らしたりなんやかんやしているそうである。いつの間にか?知らん。
あ、もちろんガッキーはアイドルですのでそんな描写は一切ないですよ。ただ、
そんな向井くんから「めしがうまいなー」「誰のでもいいんでしょ。じゃ、これはおしまい」「いやいや、紗枝(ガッキー)の肉じゃがが上手いんだ。」とか、「もう先輩はやめろよな」的な寒い会話をこなしながらもプロポーズまで受けちゃう。むむ。
一方の彼氏はなんとまぁ例の女の子と結婚までしちゃうのだ。で、家族ぐるみで仲良く内職したりなんやかんやで借金返済に頑張っちゃう。それなりになんかいい感じに収まってるんですが・・・。
友達の結婚式で帰国したガッキーと再会。ここで実は俺結婚したんだよ。的な近況報告したりしつつも仲良く喋ってみたりする。そのシーンを見た奥さんの表情はホラー映画暮らすかもしれない。鳥肌モノである。
さらにはガッキーが彼を呼び出し昔もらったプレゼントを返し、何故か「ハナミズキ」軒の下で抱きあい、花びらが舞う。音楽は覚えてない。ちなみに、外出したよー。と聞いた時の奥さんの推理力も大したもので、証拠すらないのにガッキーの嗅ぎ分ける。女の勘ってやつですか。
彼帰宅と同時に奥さんにとっちめられ、しかも借金のあてもなくなり、返せなくなり破産決定!散々なり。同居していた妹とお母さんと別れ、さぁ、夫婦で新たな人生を・・・とおもいきや帰ると奥さんがいない。お?なんだ?
ちなみにこの映画の一番のみどころ「ご長寿早押しクイズ(参考:youtube)」もこのあたりで流れるので、我慢して観るように。鈴木史郎さんはお元気でしょうかね?
見どころ終わり。
まーそんなこんなで彼の行く末はどうなることやら・・・
じゃ、ガッキーはどうですか?プロポーズされてましたよね。勤め先に向井くんからの手紙「帰ったら前の返事を聞かせてくれ」を受け「彼が取材から帰ってきたら結婚すると思う」と、まさかの彼女からの死亡フラグ。
間違いない。
ただでさえ戦場カメラマンの彼。
間違いなく死ぬに違いない。
これで生きてたらそれこそ奇跡の映画として語り継がれることまちがいなし。
・・・
お、やっぱり死んでら。
このへんは映画監督の心意気ってやつですよ。メインの二人。生田斗真くんと
「君と好きな人が、百年続きますように」
になる以上、彼には死んでもらうしかないわけです。だって、いっぺん結婚して×がついちゃガッキーと事務所に申し訳ないじゃないですか。ん?ジャニーズの生田くんはいいのかって?まぁ、男の人はいいじゃないですか。
ガッキー傷心ながらも何年か過ぎ(この唐突なタイムワープにも結構慣れてきた)、彼の写真展なんかを開いて見たりする。相変わらず可愛らしいことにブレはないですな。
ついでに両親の思い出の地に向かう。
冒頭のバスのシーンのたどたどしい、何年もアメリカに住んでいたとは思えないガッキーの英語は多分そこですね。思い出後に脈略もなく到着し、ぶらりカナダ旅などをしていると、花びらが舞い(なんで?)なんか知ってる船の模型があるやんか。
脈略もなくてびっくりするのも当然です。店長に聞いてみると、何でも3日ほど前に「マグロ漁船の男」がおいて行ったと。
勘の良い人も感の悪い人も分かりますよね。借金で首が回らなくなり、奥さんにも逃げられた哀れな男がいたことを。しっかしまさかマグロ漁船日本等に乗る映画がこの世にあったとはびっくりデス。
見てる僕らはともかくとして、例の彼だと一切確証もないのに信じて追いかけるガッキー。カワイイから許す。だが、船は絶妙に間に合わない感じで出航。もどかしい。
ガッキー帰国。北海道の自宅でのんびり英会話教室なんかを開いてたりする。周りの知り合いはなんか仲良く暮らしてみたりする。
・母親の再婚話なんかもあるが、ムダに話を長くしただけで一切映画の本筋と関係ない。
・例の逃げた奥さんが、彼の昔の同僚と仲良くなりつつある描写もあるが、それもムダに話を長くしただけで一切映画の本筋と関係ない。
さて、自宅にあるハナミヅキもいい感じに散らすにふさわしく咲いてくれたのでそろそろお開きです。
相変わらず英会話の素敵な先生している地に、一人の男が向かいます。世界を股にかける漁師ないでたちでとてもカッチョよろしい。そして恒例、舞い散る花びら。船を持ってる。例の船だ。あれ?船ってあの酒場みたいなとこにおいてきたんじゃなかったっけ?よく行くからちょっと置いて行って、やっぱり返せ。と取り戻した?もしくはお酒代の質札扱い?良かったな。取り戻せたのか。
旗には「ガンバレ紗枝」とその裏に「ありがとう」の文字。あれ?これいつかいたの?カナダで?勝手に書いちゃ怒られちゃうよ。
彼氏「これ書いたのサエか?」
(僕「わからん。スタッフちゃうか?」)
エンドロール、あれ?終わった。ちなみに10年の時を越え、ついに結ばれる二人・・・にしてはちょっと感動とは別の何かがある含みのあるラブストーリーではないですか?単純に、よかったね~。と思える人はいるんでしょうか?
最後の最後で謎の男が謎の女の子を抱え上げ、ハナミヅキのは何触れるシーンが有ります。謎の男が父親でもなければ生田斗真でもないし、謎の女の子は幼いころのガッキーでもなければ、ガッキーの娘・・・いや、生田斗真じゃないとしたら誰の子だ?歌詞からすると100年先・・・じゃ、ガッキーの孫あたり?
とんかく最後の最後まで見た人を褒め称えたい名作でした。あっぱれあっぱれ。2時間くらいの作品なのですが、5時間ぐらい見続けたくらいの徒労感。あ、でもガッキー目当てだったら、ほぼ出ずっぱりなのでそれはそれで長く感じるのも悪くないんだろうか・・・僕はというと、可愛かったんですがつかれたー。
隠しテキストはここまでです。