涙そうそう

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監督:土井裕泰
出演:妻夫木聡、長澤まさみ、麻生久美子、塚本高史、中村達也
時間:118分
公開:2006年
キャッチコピー:
泣いても、泣いても── 溢れ出す、君への想い。
ジャンル:
青春ドラマ胸キュン

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年05月24日 | 見た回数: 1回

僕が長澤まさみが苦手なのは周知の事実。でもって、意外に多いらしいのですな。長澤まさみが苦手な人って。なんでしょ?

カルピスのCM(今やってるやつ)もいい感じやし、「セーラー服と機関銃(ドラマ)」の時の彼女も悪くはない。「世界の中心で愛をさけぶ」を見れば、多分泣いちゃうんじゃないか。とまで密かに思ってるわけですが・・・。

まぁ、半ばリハビリを兼ねての視聴なわけですが、うーん。彼女に関してはやっぱりちょっとダメだなぁ。カワイイんですよ。悪いとこもないんです。でも、やっぱりなんか鼻につくというかしっくりこない。

作品自体は、よく引き合いに出す「おばあちゃんの家」みたいに無償の愛情というか保護というかね。
若いなりに妻夫木くんもそれを下に庇護しまくる。ただただ純朴に頑張ってる妻夫木くんも良かったし、長澤まさみちゃんだってやっと都会に出てきて浮かれてるところや、兄の彼女との微妙な気持ちでの関わりあいなど、下手なケータイ小説ベースの作品とは別物。伊達に有名人使ってません。

また、ラストの結果については賛否両論かもしれませんが、個人的には下手に余命系パターンに入らず、潔くて好感も持てるし、その後の処理も悪くなかった。

見終えた瞬間は「ん?」と思ったんですが、ちょっと時間をおいて思い返すとそれほど悪くはなかったようにも思います。若干無理矢理泣かせようとしてる意図は見え隠れしてましたけどね。

それだけに時間がなくなったからエピソードだけ無理やり詰め込んだ後半のイイカゲンな感じが残念でした。
多少長くなっても(場合によっちゃ2部作に・・・厳しいかな?)前半のテンションでしっかりと描ききってくれてたら、場合によっては涙する可能性だってあっただろうにもったいないなぁ。あれがなかったら「なかなか」くらいあげても良かったのかな?とも思えるくらいのシメの悪さでした。

さて、ところでところで。火サスの帝王船越英一郎が出ていると何故か映画が火サスに見えてしゃーなくないですか?まぁ、船越英一郎の実力なのかもしれませんが、登場するシーンとか、妙に2時間ドラマに見えてくるんですよねー。なんでやろ??

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