青空エール

画像表示切り替え

Amazon で 青空エール を買う

監督:三木孝浩
出演:土屋太鳳、竹内涼真、葉山奨之、小島藤子、松井愛莉、平祐奈、山田裕貴、志田未来、上野樹里、堀井新太
時間:126分
公開:2016年
キャッチコピー:
いつだって きみの声がきこえてた。 気づいた時には もう 好きになってた。
ジャンル:
恋愛青春マンガ・アニメの実写化胸キュン

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2018年04月26日 | 見た回数: 1回

純粋な少女マンガ上がり「青空エール」。監督繋がりでしたが、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のあの感覚と比べると全然乗り切れない。
ヒロインに関してはもうちょっと線が細いけど頑張ってる感じがある子なんですが、土屋太鳳ちゃんだとどうしても、体育大出やしなー。運動能力あるしなー。とか思ってしまう。吹奏楽部が体育会なのも知ってるんですが、ついね。

ただ、問題は多分そこじゃない。本筋が全然ダメでした。原作のもうちょっとじわじわと熟成されて高校3年間を描いてるところを2時間に押し込めるために、あっさりバッサリ切り取って必要なエピソードをムリに押し込めた?みたいな感じ。おかげでなんかざんばらな感じ。
マンガ原作は全然気にならなくってサラッと読めたのに、いざ実写となるとやることなすことどうもイラッと引っかかる。
これが土屋太鳳の実力なんだろうか?最近とくに色んなとこで見てるんでそんなに演技がダメだとかそういうこともないとは思うんだけど今作のキャラを実写ですると妙にこれはないわ。と思っちゃう。

青春、スポーツ、音楽、友情とど真ん中に来てる作品でこの監督だったらもっとグッと来るだろうと思ってたんですが、メインストーリーの恋愛ネタ、甲子園を目指す野球部の話共にダメだったなぁ。

一方で本筋から外れるんですけど吹奏楽部のゴタゴタやチームとしての一致団結感、担当教員(上野樹里ちゃん)の思い、キャプテン(宇佐美貴史ににてる誰か)の思いなど主人公の二人があまりかかわらない部分の出来は素晴らしい。この部分だけ切り取って作ってくれたら「オススメ」にしても良かったくらいです。

エンディングもせっかくの吹奏楽部の演奏に「キセキ」(「Rookies」と一緒)をかぶせてきてるんですけど、ここもできたら演奏にエンドロールが流れてるくらいのほうが盛り上がったはずなんだけどなー。

吹奏楽部のガッツリ大会優勝をめざすところがなかったら間違いなく「ざんねん」にしてるとこですが、高校のクラブ描写(野球部の方ではない)がワンランクアップさせてくれてると思ってくれたら良いです。

あー、めっちゃ消化不良。

追記:吹奏楽部の同じトランペットのエースな男の子がどう見ても宇佐美貴史にしか見えなかったこと。そんなの思うの僕だけでしょうかね?
ワールドカップ前にきて割と調子良さそうだし、選ばれるかもしれない彼なので、出来れば知ってる人は見てもらいたいなぁ。

追記2:竹内涼真がサンキューと言うたびにソフトバンクのコマーシャルを思い出す。CMって凄いな。

リンク