信長協奏曲

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監督:松山博昭
出演:小栗旬、柴咲コウ、向井理
時間:125分
公開:2016年
キャッチコピー:
いつの時代も、やっぱ平和が一番でしょ!
ジャンル:
SF歴史ものマンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年09月19日 | 見た回数: 1回

なんというかですね、ドラマ版は近年でもトップレベルに涙することも多かった作品でして、毎週のように楽しんでたもんです。
が、天下(ほぼ)統一、そして本能寺の変に至るはずの肝心のラストは映画で・・・半年以上先だけどね。テヘッ。という、見る意欲を削るような攻撃を繰り出してきて、結局今の今まで見直すことがなかったんですよ。

ということで、ドラマ版ももっかい見たくなっちゃうので、復習も兼ねて再視聴。流れで映画に行きます。相変わらず涙腺を刺激してくれるなぁ。

おかげで、きっと電車の横に立っている人からすると、「あら?なにこのオッサン。こっそり涙拭いたりして。きっと彼女にフラレたのね・・・」などと思われたことでしょう。いいもんね。

では映画版。

まぁ、こんなもんかな?ドラマ版も後半になるに連れて若干テイストが暗くなってたのでその流れで見てれば違和感もなくすんなりと繋がってる感じ。

じゃ、ドラマでええやん。という点もわからんではないんだけどね。あと2話増やしてドラマで終わってくれても全く問題なかったのも事実。でも、映画版だけあってそれなりに人もお金も動いてるようで、全く無意味とは思わなかったですぜ。

タイムトラベルものの楽しみの一つ、現代の常識と、過去とのギャップも多少は織り交ぜて、ほんのりニコヤカな気分にもなるし、ドラマ版でもってかれたほどではないにせよ、多少はグッと来るとこもあった。エンディングもマンガがどうか走らないけど、しっくりうまく終わったかな。という感じだしね。

ドラマ版から通してなら「なかなか」。思い入れ込みなら「オススメ」になっても良さそうなもんなんですけど、ドラマ見てる人に対する扱いがちょッとどうかと思うんで(前述)、ま、こんなとこでしょ。ドラマ見直してなかったらもう一個下がっちゃうんだからね。あの扱い。

ただ、ドラマから引っ張ってきてる良さも全然伝えきれてないんで、いきなり映画版だったら「イマイチ」「ザンネン」をつける可能性だってあるのかも。
時代や歴史の授業で何となくは分かるにしても、ドラマからの流れ無しでいきなりあそこにほおり込まれたら、妙に違和感のある何やよーわからん織田信長の最後だし、それだったら「生きていた信長」見たほうが楽しめるであろうなぁ。

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