ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
画像表示切り替え監督: | 松山博昭 |
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出演: | 戸田恵梨香、松田翔太、田辺誠一、鈴木浩介、荒川良々 |
時間: | 133分 |
公開: | 2010年 |
キャッチコピー: 極限の騙し合い、勝つのは誰だ。待望の最終章。 | |
ジャンル: マンガ・アニメの実写化、テレビドラマ映画化 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年03月23日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年10月26日 | 見た回数: 1回
マンガ原作祭り第5弾。原作知らないマンガ続きですな。なんとなくテーマは「カイジ 人生逆転ゲーム」と似てる気もするし。「カイジ」と同様、どうも絵がしっくりこなかったんで読めなかった作品です。ドラマ版も見てないんで、ちょっと冒険的ではありますが・・・
お、「SAW」みたいなキャラも出て来たぞ。設定も割とそのままだねー。誰も死なない「SAW」(多額の借金=死と言う考えもありますがね)の様な印象です。セットや諸々の造形もそうやしソリッドシチュエーションだし影響されてんのかねー。
主人公には戸田恵梨香さん。どっちかと言うと強い女性の印象でしたが、今作ではポワワーンとしてる役どころ。が、以外に違和感も無くかわいらしかったですよ。あと、なんと言っても主人公の名前がよろしい。
で、もう一方のメインキャラには、割と最近名前を聞く松田翔太。「カイジ」の藤原竜也よりは見た目も原作キャラに近いんですが、ちょっとクセのあるキャラが定着しちゃうと、いろんな役をするのに苦労するんじゃないかねぇ。
映画自体はとってもマンガ的・マンガそのものっぽい撮り方というのかな。原作のコマわりがとてもわかる撮り方で、過剰演出気味。個人的にはもうちょっとさらっとでも良かった。これはちょっと好き嫌い分かれそうだなー。
「カイジ」ほどにおってくるような暑苦しさやこってり感は無いんですが、ちょっと鼻につく華美さ、うるささが気になりました。日テレ系とフジテレビ系の会社の差なのかもしれません。作品としては大差はないです。
が、やっぱりこーいうギャンブル的要素のネタは楽しめます。行われるゲームは1種類なのでルールもぶれが無く誰でも覚えられる簡単なもの。
でも、ボクが入ってたら総スカンのカモにされてただでしょうね。なるほど、コーイウ風にいろいろと考えるポイントがあるでしょ。って見せられた分、はっきりとボク自身が全然ダメなことがわかりました。
全体的にはドラマシリーズの延長でしかない。映画にした意味もあまりわからない。「最後だし祭りだから映画いっとこー」的な印象です。
が、そんな邦画は多々ある中で、今作は意外に当たりかな。ネタはわかりやすく次第に盛り上がっていく展開もテンポも悪くない。逆にあまりにテレビドラマすぎて、これならドラマ版見ても楽しめるかも。とも思いましたしね。
ちゅうわけで評価としては「まあまあ」ですが、これまた楽しくは見れましたし、もうワンランクあげてもいいかもなー。
改めて見たんですが、若干過剰演出ではあるものの、よく出来てるかなー。ファイナルの次の作品(?)である「ライアーゲーム -再生-」があんまりだったんで、相対評価で一個上げてみました。ヒロインに関しては好き嫌いもあるでしょうが個人的にはこっちのほうが好きですね。
ネタバレしてるし、真犯人とか全部わかってみてもちゃんと楽しめたんで、これはこれでいい作品なのかも。とか思って来ましたよ。ん?前回見た時のことを覚えてないからだって?いやー、そうかもしれません。
ただ、何というか一度ファイナルと銘打った作品を作りなおすのはあまり得策ではないように思うなぁ。という印象が強いです。「ライアーゲーム -再生-」に関して言うと、登場人物はともかく、話はまぁ、頑張ってたほうだとは思うんですがね。
てなわけで、相対評価でワンランクアップ。改めて、マンガかドラマシリーズかを見てみてもいいかなー。とか思っちゃいますね。