崖の上のポニョ

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監督:宮崎駿
出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、奈良柚莉愛、土井洋輝、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子
時間:101分
公開:2008年
キャッチコピー:
生まれてきてよかった。
ジャンル:
アニメ(日本)

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2019年01月14日 | 見た回数: とてもたくさん

最初は無邪気に「おすすめ」評価にしていたのですが、なんども繰り返して見るうちに評価が変わってきました。

ぼくは映画を何度も見てると、評価は上方修正されることが多いのですが、本作については、何度見ても、母親(リサ)の振る舞いに納得がいかないのです。次第にストレスが溜まってきてしまって、結果、あまり見たくなくなってきました。

また、あわせて洪水後の風景も、最近の災害を連想することが多くて、これもツラい。

というわけで、また評価が変わるかもしれないけど、現段階の気持ちのメモとして。

尾内丞二 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2011年05月10日 | 見た回数: 1回

よくわからんのです。

子供の為に作られた映画なので大人の僕がワカランのは当たり前かもしれませんが、一応Google様で世間の反応を調べてみました。

…やっぱりみんなよくわからんようです。
少なくとも『よくわからんけど面白い』というご意見が多いです。

僕が最初に観た時の感想は
『こりゃ子供に見せたらダメだろ。』
でした。

ウチはまだ子供がいませんが、いつかできたとしてもこの映画は観せたくありません。
『材料が全く不明だけど美味しい食べ物』は子供に食べさせたくないのと同じです。

大人になったら食べたらよろしい。

お話の内容は人魚姫とか北欧神話とか、どうも色々な神話やおとぎ話の寄せ集めのようですね。

柴田・石田の両氏は“ハッピーエンド”と表現していますが、これは主要人物たちの行動が原因で世界が終る(アッチ側の世界に沈む)お話なので、個人的にはハッピーエンドとは言い難い。
まあ、ハッピーエンドではない童話なんて腐るほどあるのでそれは別にいいのですが。

…ただ、僕もクリエイターの端くれ。
この作品を『とっても素敵な絵本のような作品』と言えるシチュエーションが想定できないわけではありません。

それは宮崎駿氏が自分の子供の為だけにこの映画を作ったと仮定した場合です。

それならば全て納得がいく。
想像してごらんなさい。近所のお父さんが我が子のために一生懸命知恵を絞って神話やおとぎ話をごちゃまぜにした絵本を作る。

その場合、内容はあまり問題ではなく、ただそれだけで素敵なことです。

ところが悲しいことに、宮崎監督は知らないオジさんです。
僕は知らないオジさんが作った『想像力が高まる特製ジュース』なぞ子供に飲ませたくないのです。

そしてそのジュースを飲んで育った子供が「ゲド戦記」を作ったわけなので、効果のほどはまったく期待できない。

10年近く前から思っていましたが、宮崎監督はもう映画を作るべきじゃないと改めて思いました。

でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年08月19日 | 見た回数: 1回

※うかつにネタばれている可能性があります。

困ってしまった…。
こんなにたくさんの核心に触れない前情報を持って映画に望むのは初めてかも。宮崎さんの記者会見、ドキュメンタリー番組、主題歌、それを歌う子供、良い感想、悪い評判。知ってることが多すぎてそりゃ意識しなくても構えちゃうさ。

それでも前半は圧倒的だった。ポニョの姿をはじめ受け入れにくい事柄も「もうそれでいいや」と黙らされてしまうくらい、動きもテンポもよく勢いがあってぐいぐい飲み込まれてしまった。どんなに人があれこれ言おうと私はこの作品が好きになる!と自分の気持ちにすら感動していたのだけど。

「おかあさん」が登場するシーンで冷めてしまった。そうあれ、まるでスティーブンキング原作ものの映画で歯がいっぱいついた"あれ"の姿を見ちゃったときのようなもったいなさ。「あぁ、やっちまったなぁ」と。大いなる自然、人の敵わないものを偉大な母で表現しちゃう。悪いことではないのにどうも気持ちが悪いのはなんでだろ?
神で女でデカいってまっすぐ過ぎる。宮崎作品の基軸がそこにあるとしてもそんなに全部見せないでほしい。子供のために作った、と言うけど実は宮崎駿自身が年をとって子供に戻りつつあるんじゃないかしら?

「おかあさん」で冷めてしまった気持ちは持ち直さないままエンディングへ。公開前のドキュメンタリー番組であんなにトキさんのこと言わなきゃ良かったんじゃないかな。私はポニョを「人面魚」だと言ったトキさんの言葉を信じたかったのに。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2009年07月02日 | 見た回数: 1回

やっぱり、「キスしてハッピーエンド」の話っていいですね。説教臭さもなく,お涙頂戴もなく,でも、やりたい放題の映画だと思いました。「千と千尋の神隠し」を見たときには、たしかにやりたい放題さを感じるものの,なんだか「つくられたやりたい放題さ」というか、正直,プロットとしては想像の域を上回ってびっくりということはなかったのですが、本作に関しては,ことごとく圧倒的で、ポニョが波頭を自在に駆け抜けてくるシーンなど、あんまりかっこうよくて一瞬我を忘れてしまいます。

しかし絵のおかげでぼやけていますが,ポニョはけっこう不気味な存在です。初期状態から少女形態がありますが、登場人物たちは「金魚」とか「女の子」とか認識しますが,いや、それは無理だろう、というアピアランスです(パンツや服を形態模写しているのですが,『宇宙家族カールビンソン』に出てくるチカちゃんの「その部分は顔に見えるけど顔じゃない」というのを思い出しました)。

なんだかあんまり褒めているような文章ではないですが,たとえば「ハウルの動く城」を見た後の,消化しきらない感じ──大人の視聴者を変に意識して作ってんじゃないの、という疑いもなく、各所で言われるように,心地よく子供向けの話だと思います。スタッフロールまでかわいく楽しいのを見てると,ピザの耳にまでチーズを入れちゃうピザ屋さんの仕事を思い出させます(そう、それにとってもスタッフロールが短いのもびっくりです)。

一点,最近の石田コメントのようなことをいうと、感情移入点はフジモトかなあ。わずか5歳で嫁がせるとおもうと……うーん。まだ無理かな?(僕の方が)

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2008年09月01日 | 見た回数: 2回

2度目の視聴。
映画館で見て以来の2度目の感想としては、うーん。なんで泣けるのかな。さすがに一人で見ているわけじゃないし、テレビだし明るい空間だし集中を削ぐ要因もある。だから、さすがに映画館の時のようには行くまい。と思ってはいたんですがね。だーっと泣いてしまうことはなかったもののそれでもじんわりとしみいってしまうんですよねー。ちょうど僕の駿フィルタにぴったりはまっている感じなのかなぁ。
某所でも書きましたが「ペー」を見せろと娘のヘビーローテーション入り。「となりのトトロ」と同様、この辺りの子どもの興味を一気に持っていく力はさすがです。
ということで、以降は繰り返し見てさすがに泣くことこそ無くなって行くと思いますが、それでもちょっと時間をおいたらやはり同じ感覚がよみがえってくる気がします。
純粋な映画評としてはどないやねんというところでもあるんですが、その辺りは他のメンバーがばっちり書いてくれているので、こちらは単純なアイラブ駿ファンとしての評価。文句無し「おすすめ」です。やっぱりすてきな作品なのだ。


1回目の視聴

日本に駿がいてよかった。
実に楽しい2時間弱でした。もともとジブリ作品に対しては評価が甘かったのですが、それを覆す大作「ゲド戦記」によって宮崎駿≒ジブリ作品の定義が音を立てて崩れ去ったのは記憶に新しいことです。
まぁ、今回は御大じきじきの登場ということで期待も大きく、それが評価に悪影響を及ぼすかな?という懸念だけがあったのですが、それも杞憂に終わりました。純粋に子供の為の作品を作ってきた感じを受けました。その点では若干トトロに近いかなという印象もありますが、あちらは若干大人向けのノスタルジック感を受けたのに対し、今作はターゲットはやはり子供(大人が見てつまらないという意味ではない)を第一においてあるのか、絵本をめくっているような感覚が残っています。
今回の作品、絵をすべて手書きで作られているということでやはり若干昔懐かしい印象で、千と千尋の時ほどの最高の技術を使って?という印象はなかったのです。動きはいつものジブリ作品だったので逆にお見事というべきか。まぁ全ては物語にあり。というところでしょうか、気になったのは最初の数分で、後は全く気になりませんでしたがね。
また、物語自体に関しては説教くさい部分もとくには感じられず(いや、僕にわからなかっただけかもしれませんが)、街が○○で○○してしまうという状況に陥るのですが、それに絡めて環境問題がどうだ。自然破壊がどうだということもなく、純粋に物語として見せてくれたのはさすがだなぁ。
あと5本位作れますかねー?駿さん。
とにもかくにも年間ランキング1・・・じゃない、2位作品(すんません。3位で。9/8)です。インディがいなかったらダントツだし、作品的にもこっちの方が良かったんですけどねー。

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