キャプテン・スーパーマーケット Army of Darkness
画像表示切り替え監督: | サム・ライミ |
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出演: | ブルース・キャンベル、エンベス・デイビッツ、マーカス・ギルバート |
時間: | 96分 |
公開: | 1993年 |
ジャンル: ホラー、コメディ |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2021年02月05日 | 見た回数: たくさん
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年10月30日 | 見た回数: 3回
6歳の娘と推定3歳の息子と一緒に「死霊のはらわたII」を見たのは、本作を見るため、という伏線があったのですが、今回、はじめて吹き替え版を見て、びっくり。
吹き替え版がハッチャケている映画は時々あります。今日も時代工房で少し話をしたけど「クイーンコング」などその典型でしょう。「ビートルジュース」なんかも入れていいと思います。そして本作も。
本作も、吹き替えがなかなかいい仕事をしていて、それなりに楽しいのですが、ときどきバグのように、唐突に英語だけに戻るのです。まるで「翻訳ややこしいし、雰囲気は伝わるやろ」といった投げやりな感じで。
家族一同一緒に見ていて、唐突に英語にかわるので、ときどきふっと気を失いそうになるのですが、子供と見ているので、一所懸命通訳をします。うーん、ずいぶんびっくりしました。
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さておき、「死霊のはらわた」。1作目は正当なホラーといってもよいと思うのですが、2作目は怖いところもあるけれど、本当はコメディのタグをつけてもいい作品だと思うのです。
怖くもあり、面白くもある。だからこそ、子供たちに見てほしかったのです。2作目も3作目も同じ人が作ってる。自分の手におそわれるところや、ちいさい自分におそわれるとか、どっちもとってもふざけてるでしょ? お化けの描写もやりたい放題でしょ? 出来不出来はがないとは言わないけど、お話を作るってのは楽しいことだし、ホラー映画を好きな人で、お化けが実在するなんてことを信じてる人はいないんだよ...というやり取りをするのにかっこうの素材なのです。
まあ、そういうテーマで、とりあえず6歳の娘には、それなりの訴求効果があり、僕は幸せ。
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それはさておき、今回DVDを借りてきて特典があったのでエンディングを二つとも見ましたが、どっちもいいなあ、とか、随所にちりばめられたストップモーションも非常にうきうきしながら見られまして、奥さんが「骸骨の動きがかわいいね」なんて言われた日には、俵万智に倣ってスカル記念日を詠みたいくらいです。
あー、たのしかった。
でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年08月16日 | 見た回数: 1回
流行り映画も3作目、4作目くらいになると、すっかり骨抜きになって突然気持ちが吹っ切れてしまい、あらぬ方向に走り出すことがある。そういうすっかり足を踏み外した続編、たぶんちょっと好きです。
映画部にあがっているものなら「スーパーマンIII 電子の要塞」「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」ですね。1作目、2作目を見ていない上での評価なので異論はあると思いますが今作もばっちりこのジャンルに入れていいと思います。
※柴田氏によれば2作目からすでにあのテンションらしいので正当な評価ではないらしい。が、なにしろこれから「死霊のはらわた」シリーズ制覇する予定はないので・・・。まま機会があったら見ますよ。
前出の2作品と違うのは、1作目からずっと監督が変わらずサム・ライミであるということ。すっかり死霊でもはらわたでもホラーですらなくなって、アドリブ満載のB級コメディ映画になってますが・・・。でもやたらテンポが良くて、多分アドリブのぐだぐだした長いシーンもあるけど、こちらもぐだぐだしながら「おいおい、なげーよ」と突っ込み入れつつ笑って見ていられます。何しろ主役のブルース・キャンベルがなんかずーっと嬉しそうなのね。あなた演技してる?楽しそうだなーと思っていたら、主役と監督は中学時代からの親友だそうで、そりゃ楽しいだろうよ。柴田さんと丞二がふたりで映画撮ってるようなもんでしょ。おお楽しそう。
ガイコツの人形(仕掛けなし)とどうしたら戦っているように見せかけられるか、などいろいろ勉強になりました。
「死霊のはらわたII」を見たからには、これを見ないとね、ということで視聴。家族一同楽しみましたよ。