今年小学校4年生になる娘と、中学校2年生になる男子と一緒に試聴。前回視聴のコメントを見ていただければお分かりのように、まあ、前回は2人はずいぶん怖がっていたのですが、もう平気みたい。

あとは末娘（今年小学1年生）ですね。

6年生の娘がトラウマ映画だというので、トラウマ払拭のため再視聴。

もともと怖い映画じゃあないんですよ。だから6年生はみごとにトラウマ（？）を払拭しましたが、保育園年中の娘、3年生の男子にはあらたなトラウマになったようです。

ホラー映画の最高峰。

初めて見たのは高校生の頃だった。

ゼメキスのリメイク版「TATARI」や、一頃流行った「ファイナル・デスティネーション」なんかを見たときには、ホラーであるにもかかわらず、ずいぶんと演出がかっこうよくなっていて、そのかっこうよさは、間違いなく80年代のホラー映画が目指していたものであるのは確実なのに、なんだかかっこうよさにおいていかれたような気持ちになっていたのだけど、それは僕にとってのホラー映画の原体験が本作品で、ずっと本作品の感動を追い続けているのだからなのだなあ、と再確認。

この映画を見る人が増えたら、ホラー映画を好きな人も増えるはずなのにと心底思う逸品。

ふんだんな特撮と悪趣味で90分弱を疾走します。映画を作っていることが楽しくて楽しくてしょうがないことが画面の、音の、映画の端々から、ほとんど叫び声のように聞こえてきます。

サム・ライミ！ 僕もあなた(?)が大好きだ！