20世紀少年 第1章 終わりの始まり

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監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦
時間:142分
公開:2008年
キャッチコピー:
世界が終わろうとしています。
ぼくらの“ともだち”によって──。
ジャンル:
サスペンスアドベンチャーマンガ・アニメの実写化ドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年10月06日 | 見た回数: 2回

はからずも「海猿」からの流れで「かんな」続きになってますが、今回はマンガ原作映画祭り第2弾「20世紀少年」。

純粋に原作通りに作っていて、かつ、もとがいいので、ストーリーとして批判するとこは別段ないかなと。カットされた部分もそりゃあるでしょうが、あのシーン入れなきゃダメでしょ。ってとこまでツッコミ入れるほどでもない。2度目の視聴でしたが、やっぱり配役の妙が素晴らしい。また、コマわりがマンガに準じてとっているということもあるんでしょうかね?純粋に動くマンガを見ているような気分。また、最近の邦画の過剰演出に辟易してるんですが、この辺は偏見によるものかラストの盛り上がりも気持ちがいいもんでした。

もとのマンガを忘れてることもあってか初回見た時よりも楽しませてもらいましたので、今回の評価としては「なかなか」でもいいかなと。

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年04月18日 | 見た回数: 1回

一気に見たので、一気にコメント追加します。

んが、先行して書いてあったでべちゃんと石田さんのコメントが秀逸で特に足すことがありません。

よくここまで原作っぽい人たちを集めたな、ト。

20世紀少年 第2章 最後の希望」に続く。

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年08月23日 | 見た回数: 1回

どうしても映画にお客さんを呼び込みたいということで前作の放送をするというTV業界のありがたい風習があります。ただ、ここ最近「デスノート」も「レッドクリフ Part I」など、続き物の公開日が1年と開かない場合が出てきて、映画館に人は呼びたいけど、でも簡単にテレビで放送しちゃうとDVDが売れなくて困っちゃう。というジレンマがあるんでしょうかね。
前作や関連策のテレビ放映については一定の効果があると思うんですが、日テレ系のこの作戦。第2部公開時には「もう一つの第1章」、今回は第1章は見せてあげるけど2章は新しいから「もう一つのほにゃらら」ね。見たかったら買ってね。・・・全く別の映画でも何でもないテレビ版を作り(編集し?かな)、無料で見せるんだからこれで十分だろう。と言う意図が伝わってきてとてもやな感じです。

・テレビ関係者
とにもかくにも映画製作にはお金がかかるんだ。それをほいほいテレビで見せてたら元が取れないじゃないか。「もう一つの
」とか「○○、第0章」とか、簡単に作れてお客さんも呼べて万々歳じゃないか。
・一般のお客さん。
タダで見れるしいいじゃない。そんなに変わらないからいいじゃないか。これだから映画オタクは困ったもんねぇ。あたしは面白く感じたし映画も行っちゃうわよ。そして多分どんな映画でも感動して泣いちゃうの。

という流れがあるのかなぁ。「もう一つのほにゃらら」を見たのはかなり前なので、記憶も薄れていますが、「もしこれが映画版とそんなに変わらないんだったら別に見なくてもいいかなぁ。本で十分。マンガは面白かったし。」とか感じたものです。この時点で僕自身は映画館から足が遠のいたんですけど、大多数の行動原理からそれているのかもしれないなぁ。マイノリティはつらいわー。

さてさて、冒頭の分が長くなりましたが、本編について。
今回のまともな映画版はやはりちゃんと作ってるなぁ。編集も大事だなぁ。とこちらの受け取り方の問題以上にしみじみ思わされました。今回やっとこさ正式版を見れたわけなんですが、やはり映画版と、偽物の違いというのは同じ映像を使っていたとしても伝わってきました。もともとキャストに関してはこだわりのいい配役(カンナ役はどうかよくわからん)でしたし、絵もマンガと同じ構図。同じ展開。あとは長いマンガ(今作だと5冊分くらい)をうまいこと詰め込んだなぁ。と。大事なところは完全に入ってるし、ファンが多いマンガだけに、下手に削ることも出来ず苦労はしただろうに、よく頑張ったなぁ。と。ちょっとだけ気になったのは2点。
1.マンガ的すぎる絵づくり。あまりにマンガ的すぎて不自然な箇所が「ん?」となったのがあったこと。この辺の微妙なバランス感覚は難しいとこでしょうし、下手に変えると余計に突っ込まれて起こられるとは思いますんで、贅沢な要求だと思うんですけどね。
2.カンナ(幼少期)の子役がえらく「ボー読み」。年相応?わざと?ちょっと魅力に欠けるじゃないか。というところでした。

ということで、久しぶりに20世紀少年なかなかに面白かったです。来週の「もう一つの第2章」どうしようかなぁ。

※うぁ、感想以外が50%

でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年02月08日 | 見た回数: 1回

「原作そのまま過ぎる」という悪評を受けての視聴だったが訂正するとすれば「原作以上でも以下でもない」。

もともと全く期待していなかったお陰もあってか、コミック5巻分の話を2時間強にまとめたにしては、よくこれだけ原作通りにできたものだと思う。もともと劇的なストーリィ展開なので原作読んでない人もそれなりにドキドキして観られるんじゃないかなー。
そして原作を読んで挑んだ私たちにとっては、実写の役者を見て、コミックの登場人物の顔を思い出せるのはなかなか無い体験で面白い。端役まで含めてもかなり贅沢かつにくいキャスティング。漫画原作ものといえば「絵」で印象づけられているぶん、キャストがしっくり来ないとそれだけで評価が下がったりするもんだけど、この作品に関しては見事でした。子供時代のオッチョそっくり。

しかし堤さんはやっぱりドラマしか撮れないのかしら。
それからコネタを仕込んだ小道具を作り込みたいのは好きなのだけど、今回はちょっと鼻についた。トリックくらい全体が軽ければ好きにしてって思いますが。

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