自虐の詩

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監督:堤幸彦
出演:西田敏行、中谷美紀、カルーセル麻紀、阿部寛、遠藤憲一
時間:118分
公開:2007年
ジャンル:
マンガ・アニメの実写化

コメント一覧

陰下洋子 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年12月23日 | 見た回数: 1回

原作の漫画を10年ほど前に読んだので、結構期待して見ました。
でも、幸枝さんと、旦那さんは、美しすぎて漫画のような悲壮感はなく、ちょっときれいなお話になっていて残念。幸枝さんの妊娠発覚も、原作では、かなり終わり間際にでてきて、救われる思いが強かったのですが、映画では「幸枝さんよかったねー」という感じは少なかったかな?
カルーセル麻紀のおばさん役と、酔っぱらい役の松尾スズキの脇役が印象的でした。

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年12月23日 | 見た回数: 1回

ウチの奥さん絶賛だったのですが、なんだか堤監督作品ってどれもいまいちだし多分ダメだろうなぁと、見るのに二の足を踏んでいたのですが・・・まぁ見てみましたよ。
と、こんなスタートでの視聴だったこともあるのですが、意外とよくできてて楽しめたな。悪くはなかったです。なーんだ。食べず嫌いだったのか。というような印象。
阿部博はたしかにうまい配役だし、ちょっと似た感じの役が多くなってきた中谷美紀もまぁ、なれたモンです。一部ちょっとやりすぎな感もあった(大阪舞台でお笑い芸人さん採用とか)ものの、悪かない。
また、元のマンガが4コマ漫画だったことを考えると、まさかの2部構成というくらい、前半と後半でテイストが180度展開したりする割りにちゃんと物語になっているな。と言う点で評価できる
・・・のですが、ふむ。評価は悪くないもののこのイマイチ感、歯切れの悪さはなんでしょう?。
ちゃぶ台返しのスーパースローがくどかったから?いやいや、それはまぁ些細な事。
全ては監督にの演出に対する、ちょっとした心理的な違和感によるものじゃないかと思います。「トリック」くらいの(2はやりすぎでぜんぜんダメでしたが)コメディタッチの作品を作る人という印象が強いせいもあるかもしれませんが、普通の作品もとってはいるものの、それ以外の作品を何本か見た限りじゃ、どれも個人的には当がないからかもしれません。
同じテーマでも中島哲也、あるいは三木聡あたりに作らせたらまた違うものが生まれてたかもしれないなぁ。とか思ってしまいましたが、堤監督の作品の中では上位に入れてもいいくらいの出来だったと思います。
さてさて、20世紀少年。(あれも配役はいい感じですが・・・)どうなることやら。

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