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ツレがうつになりまして。
画像表示切り替え監督: | 佐々部清 |
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出演: | 宮崎あおい、堺雅人、吹越満、津田寛治、犬塚弘 |
時間: | 121分 |
公開: | 2011年 |
キャッチコピー: すこやかなる時も、病める時も、君と一緒にいたい。 | |
ジャンル: マンガ・アニメの実写化、ドラマ、テレビドラマ映画化 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年07月02日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年10月18日 | 見た回数: 1回
奥さんは最近お気に入りの堺雅人氏を見たくて借りて来たようですが、鬱病がどうのこうのでなく、映画が、僕にとってなんだか駄目でした。
奥さんによれば、「妻が若すぎね?(若者ふうに)」という感想だったようですが、この「妻」については、僕はまた違った感想があって、違和感を感じ続けてしまったのです。「少年メリケンサック」の彼女ですよね。あっちはよかったんだけどなあ。
基本的には、ただ奥さんが大人物なんですな。途中、等身大ふうの苛つきを見せるところさえも、なんだか、人間味を出す味付けくらいでしかないように感じられる。深見じゅん『ぽっかぽか』の麻美くらい妖怪じみた大物なんです。
そのように見えてしまうのは、僕がいかんのか、役者がいかんのか、もともとの話がいかんのか、あるいはこの映画があかんのか。なんでだろか。
マンガを知っている身からすると、ちょっと湿っぽくし過ぎじゃないのか。と言いたい。マンガと違って実際には緩くて軽いもんでもなく、深刻でジメジメした現実が会って、それを描いているのかもしれないんですが、こちらとしてはマンガの実写化で、あの雰囲気をいかに反映してくれるか。みたいなのを期待してるわけですよ。
似たように思ったのが「自虐の詩」であり「ダーリンは外国人」なわけですね。このテの作品の実写化にはそ~いうジレンマがついて回るのかもしれないのだなぁ。
あと、違和感があったのは、やっぱり旦那さん(ツレ)が堺雅人だっつー事。彼が悪いわけじゃないんですがそれでもマンガの中のツレと比べると違和感があるのだなー。もうちょっと柔らかいというか、草食動物的な・・・。堺雅人だってその辺を演じてはいるんですが、この辺りは個人的な思い込みのせいでしょうか。どうもあの笑いながらも怖い彼が頭をちらついてどうにもこうにもしっくりこないのだな。
一方で宮崎あおいちゃんについては・・・んー。まぁ、こんなもんじゃないかな。と。
ということで、まぁ、元々のマンガもそうなんですが「ダーリンは外国人」よりは面白かったかな。でも、こーいうのはやっぱり、マンガはマンガでいっといたほうがいいなぁ。と、思うのです。最新刊見てないからまた読みたいな。