プロジェクトX好きにはたまりませんな。

この映画は京極会館で見た覚えがあります。が、正直大画面である必要性はこれっぽっちもないんですよね。その時も思ったんですが、やはりただひたすら「プロジェクトX」なんですね。

で、それがダメかと言うと全然そんなことはなく、この辺男の子特有の何かがあるのかもしれませんがとても面白い。映像的になんだか豪勢だなー。とか、ちょっと荒いなー。というところもあるんですが、話は半ば事実だということもあって実に面白い。

VHSとベータの戦いに関しては、所々で、モノはベータの方が良かった。ただ、VHSの方が売れた・・・。とかなんとかを聞いた覚えがあります。漫然と、ウーム。うまくいかんもんだなぁ。ソニー好きなんだけど。位に思ってたわけですが、この映画見るとぎゃくに、おぉ、VHS頑張りたまへよ！と応援したくなっちゃうんですな。

今をときめくケン・ワタナベが出てたり、いつも変わらぬ西田敏行がいつもどおりに出ていたり、あまり必要性の感じられない緒形直人とかでてるんですが、まぁ、キャスティングとしては妥当なんじゃなかろうか？本人知らないので何ともいえませんが、いい感じに収まってる気がします。

あと、おっさんなのでやっぱり「松下幸之助」さんが出てくるとホワー。っとなりますな。オー出てきたぞ。とか、手紙もらってすごーい。とかね。さすがにこちらは稲森さんよりネームバリューあると思うんですがいかがでしょ？

てなわけで、うぉー、仕事だぜオラー。という気持ちにさせられる一本。「おすすめ」で。