ここから本文です
旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ
画像表示切り替え監督: | マキノ雅彦 |
---|---|
出演: | 西田敏行、中村靖日、前田愛、堀内敬子、長門裕之 |
時間: | 142分 |
公開: | 2009年 |
ジャンル: 実話 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年12月23日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年09月06日 | 見た回数: 1回
いわゆる based on a true story もの。
映画の途中で、旭川市の市長がかわるときに「ここが正念場だな」と動物園長がふんどしを締め直すシーンがありますが、物語の8割は正念場の連続です。まあ華々しい成功の陰には、涙ぐましい努力と、数々のボツ案があったのだなと確認できます。
それにしてもいい役者さんをそろえたもんだと思います。
邦画に詳しくない僕でも、老人3人くらいはばっちり見たことのある顔ばかりで、この布陣がカタいのにくわえて、主人公格の変な髪型の青年がけっこういい役者さんでした。「デビルマン」の双子に見せてあげたい。
プロジェクトXネタ第2弾。どっちも西田敏行なのは偶然の産物(ほんまか?)です。
うまく行き過ぎ・・・というのも、うーん。こればっかりは事実がそうなので。と言わざるを得ないしね。
前半のぼろぼろの状態から試行錯誤しながら再建していく様。失敗しても失敗してもいろんな案を講じて挑戦していく模様。ラストのお金が出てから今の知られた旭山動物園になっていく過程の盛り上がり、動物たちと飼育員たちの共存の感じなど充分に楽しませていただきました。別段悪い所は見当たらないかな。
ただ、なんちゅうか「陽はまた昇る」に比べるとおっさん度合いはちょっと低いかな。と言う相対的な理由で「なかなか」ってなもんです。単体でも多分そんな所じゃないでしょうか。