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石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年05月28日 | 見た回数: 1回
「ちはやふる」後の余韻で青春スポ根モノチョイスです。演劇って正直ちょっと縁遠いというかいまいち入り込みづらい世界だったんでどうかなー。とは思ったんですよ。
いや、語弊あるな。「演劇自体がだめ」ということはなくて、なんだったら小学校の時に見たなんか(題名わからん。ネズミがどーこーしてた)以来、見始めちゃえば入り込める率も高いんですけど、なんだろうな。どことなく芸術性を求めてる感じが純文学とかフランス映画とかとカブる印象があってなのかももしれない。
さてさて、そんなこんなで、今作。ももいろクローバーな子たちが主演したアイドル映画だと言われればご尤も。なんの異論もないんですけど、なんというかものすごく素な高校生の生活感というのかな。青春モノとしてキラキラしてまぶしーんだわ。
このキラキラ感。アイドルだからという感じではない。 「あさひなぐ」で別のアイドルグループが出てたけど、あれはまさに主がアイドル。従が物語という状態のまごうことなきアイドル映画だったんでどうしてもちょっとなー。という部分が大きかったんですが、こっちはアイドルは使ってるけど、基本的に物語ありきでそれにガッツリ合うメンバーがたまたま彼女らだったという感じかなぁ。多分知らなかったら彼女らがアイドルグループだという感じはしないんじゃないだろうか? 彼女らの問題なのかはたまた演出の妙なのかは知らんけど、いい意味で芸能人・アイドルのオーラがない等身大の高校生たちのリアル。
黒木華演じる
唐突に現れ唐突に去っていった元学生演劇の女王で
あと、演劇界の全国大会の仕組み(予選が前年にあって、通ったら翌年の全国大会に出れる=3年で予選通過したら本戦出れない)みたいなことも知れたしね。
超弩級のスポ根モノをこの上なく愛する僕からすると、そら、努力はしてるし汗も涙流すけど「ロッキー」のようにそれがメインではなく、そのあたりの描写はサラッとしてて、どっちかというと内面の悩みとかが中心になるのでちょっと物足りない点はあるし、どうしても要らない小ネタや配役も目につくんですけど、ベタベタした恋愛ネタも一切なく、純粋に部活に打ち込む青春一直線ないい映画でした。
ちょっと甘いですが「オススメ」でもいいかもなー。
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「ちはやふる」後の余韻で青春スポ根モノチョイスです。演劇って正直ちょっと縁遠いというかいまいち入り込みづらい世界だったんでどうかなー。とは思ったんですよ。
いや、語弊あるな。「演劇自体がだめ」ということはなくて、なんだったら小学校の時に見たなんか(題名わからん。ネズミがどーこーしてた)以来、見始めちゃえば入り込める率も高いんですけど、なんだろうな。どことなく芸術性を求めてる感じが純文学とかフランス映画とかとカブる印象があってなのかももしれない。
さてさて、そんなこんなで、今作。ももいろクローバーな子たちが主演したアイドル映画だと言われればご尤も。なんの異論もないんですけど、なんというかものすごく素な高校生の生活感というのかな。青春モノとしてキラキラしてまぶしーんだわ。
このキラキラ感。アイドルだからという感じではない。
「あさひなぐ」で別のアイドルグループが出てたけど、あれはまさに主がアイドル。従が物語という状態のまごうことなきアイドル映画だったんでどうしてもちょっとなー。という部分が大きかったんですが、こっちはアイドルは使ってるけど、基本的に物語ありきでそれにガッツリ合うメンバーがたまたま彼女らだったという感じかなぁ。多分知らなかったら彼女らがアイドルグループだという感じはしないんじゃないだろうか?
彼女らの問題なのかはたまた演出の妙なのかは知らんけど、いい意味で芸能人・アイドルのオーラがない等身大の高校生たちのリアル。
黒木華演じる
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唐突に現れ唐突に去っていった元学生演劇の女王で
隠しテキストはここまでです。
あと、演劇界の全国大会の仕組み(予選が前年にあって、通ったら翌年の全国大会に出れる=3年で予選通過したら本戦出れない)みたいなことも知れたしね。
超弩級のスポ根モノをこの上なく愛する僕からすると、そら、努力はしてるし汗も涙流すけど「ロッキー」のようにそれがメインではなく、そのあたりの描写はサラッとしてて、どっちかというと内面の悩みとかが中心になるのでちょっと物足りない点はあるし、どうしても要らない小ネタや配役も目につくんですけど、ベタベタした恋愛ネタも一切なく、純粋に部活に打ち込む青春一直線ないい映画でした。
ちょっと甘いですが「オススメ」でもいいかもなー。