曇天に笑う

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監督:本広克行
出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太
時間:94分
公開:2018年
キャッチコピー:
笑え。
運命なんて、バカ野郎だ。
ジャンル:
アクションファンタジーマンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2018年11月07日 | 見た回数: 1回

「笑え」と言われても・・・

いやいや、とにかくイケメン男子とデートするスマホアプリの宣伝みたい。

イケメンだけの「里見八犬伝」?舞台というかゲームというかでしたかね。バイオハザード(ゲーム)みたいな一人称視点のバトルシーンとかがゲーム感を掻き立てているのかそうでもないのか・・・。また、洞窟セットとかが何年前やねん!という作り物感も舞台を想像させている気がするなぁ。

要らない女子が出てきてどーたらこーたらは皆無。なのでその点だけは評価できると言いたいとこですが、なんだろう?シュッとした男子ばっかりがなんじゃもんじゃやってるだけで、美男子たちが同じ役割を果たしてたら意味なくないか?

内容なんて本当にあらすじだけをなぞってるいんしょうで、手抜きした読書感想文みたい。あと、ま、内容もそうですがね。調べてみたところマンガ原作でした。しらんけど言われてみればたしかに感じるオーバーリアクション。取り立ててこれはっていう内容でもないんだよねー。よくあるパターンだし。

普段ヘラヘラなのにやる時はやる主人公にはみんな大好き福士蒼汰くん。ほんのり「銀魂」感あるけど、残念ながら小栗旬くんと比べると突き抜け感がないんだなぁ。
僕が勝手に感じてるだけなんだろうか?もしくは全編通してシリアス調なのに一人だけそれやってる分浮いて見えるんだけど、本気でふざけてる缶がなくってどこかかっちょいいでしょ。という香りが漂っているというかなん説いうか。

殺陣のシーンだってショッカーのアジトに乗り込むぐらいの舞台でバッサバッサとやってはちょこっとやられる。みたいなのを繰り返したあと、主要キャラが登場。ここも見せ場ですかね?およそ集団対集団の近接格闘戦に2丁拳銃やら自分の体よりでっかいFFの刀みたいなのやら。
でも、それらで敵を制圧するからさすがイケメン。ゲームだったらなんとか無双というところだろうか??

ラスボスもこいつだろうと読めるし、驚きも何もあったものじゃない。カッチョ良さを愛でる以外には・・・笑わせるとこも寒いというかきょとんとさせられるだけだし、じゃ、一体何を見たらいいのか・・・。イケメン?

結局、福士蒼汰くんを筆頭に、各種様々(敵も味方も)なイケメンを用意したコスプレ祭ということでしかなくって、話もアクションシーンもイマイチに感じる。

ただ、これは僕がイケメンを見て「きゃー」とならないのが問題なのかもしれないなぁ。イケメンのオンパレードとはいえ、福士蒼汰くんと東山紀之の二人以外誰も知らなかったという僕なので勉強不足なのかもしれません。
もしくは美男子じゃない僕からするやっかみというやつか・・・。

だとしても別段「残念」つけるほどの作品でもないんだよなー。

追記:多分映画部史上、最も「イケメン・美男子」という言葉を書いた作品だと思う。

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