何度も言ってる気がしてますが、「ドラマの映画化は金になるぜ！」と、テレビ局のお偉いさん方に勘違いさせた困った一本。

久々に見たんですが、やっぱり面白かったのだ。
話自体はまぁ、なんか知ってるような知らないような事件だったりする訳ですし、どっかで見たような演出だなぁ。という点も多々あるんですが、ドラマの雰囲気を損なうことなく、かつ、映画らしい大掛かりで派手な演出がいい塩梅。これが昨今のドラマ→映画化の流れに乗った作品は「うぉー、映画だ映画だ。お金かけて派手にするのだ！」とドラマの雰囲気をなくしちゃったり全く別物になっちゃったりするんですよね。

さすがにもう十数年前の作品なので時代を感じる部分もありますが、まぁ、刑事ドラマなんで基本部分は人間オンリーですしね。ちょっと前に「相棒」の映画見て，あー、意外とおちゃらけてないこういうのの方が僕は好きかも。とか幻想を抱いたんですが、思ってたんですが、今作見るとやっぱり青島くんだったり恩田さんだったり、室井さんだったりという踊る大捜査線の面々好きなんだなーと再認識しなおしです。
なんでスピンオフになるとこうぐだぐだになっちゃうんですかね？

ということで、ま、好きな作品だからかなり評価に関しては正当性を欠いてる気もしますが（評価適正化委員会の皆さん。とりあえず評価下げてくださいな。）「おすすめ」で。だって好きなんだもん。