小学校4年生の娘と試聴。

高2と中2の長女と長男はすでに見ていて、長男は「この映画が面白いのは2回目まで」ということで早々に離脱しちゃったけど、小4の娘は楽しんだようで何よりでした。

なんで今さらシャマラン作品第二段。「50回目のファースト・キス」でもネタになるほどのオチ重視作品。まあ、なんというかオチこそ全てなのにこんだけネタバレあしてる作品も珍しい。僕自身、始めてみたときからオチを知ってるというもったいない見方をしてて、しかもそん時には流し見してちゃんと見てないというおまけ付き。

見てて思ったんですが、なんか「メメント」を復習がてら時系列順に見てる感覚がありました。伏線の貼り方とかミスリードの持ってき方とか、そっち系にばかり目がいってしまい純粋に映画を作品・物語として見るのは難しいな、と実感。

でも、もともとちゃんと見てないってのは大きいかもしれませんが、何だかんだで、よくできてるとは思います。正直なんのため・・・とか思いつつ見始めたんですが思ってたほどダメじゃなかったのは嬉しい誤算。

初回ネタ知らない人には「オススメ」。今回個人的には、スタートラインの期待値が低かったこともありますが、んー。「まあまあ」くらいかなぁ。

いつかオチを知らない娘と見るのを楽しみにしましょうかね（どっかで仕入れて来ませんように）

ちょっとややこしい話だけどついていけるかなーと思って、娘と視聴。

途中出てくる、代理ミュンヒハウゼン症候群のお母さんについて理解ができないらしく（当然かもしれませんが）、「母親であるはずがない。あれ、乳母？ 乳母2号？」とわけのわからんロジックで納得しようとしていましたが、ラスト（冒頭のブルース・ウィリスのお願いに応えて、ネタバレ隠しで）、

＊　＊　＊

ほかにも台所の戸棚が全部開いてるのを二人でみながら、「ほーら、ここ長回しの場面転換で、こうなるのは「ポルターガイスト」といっしょだよねー」とか、「息が白くなるのはやっぱり「エクソシスト」の影響なのかなー」とか、楽しく視聴できました。

先から奥さんとは楽しく映画を見られていましたが、だんだん娘もよい反応をするようになってきて、父さんうれしいです。