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ノウイング Knowing
画像表示切り替え監督: | アレックス・プロヤス |
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出演: | ニコラス・ケイジ、チャンドラー・カンタベリー、ローズ・バーン、ララ・ロビンソン、ベン・メンデルソーン |
時間: | 122分 |
公開: | 2009年 |
ジャンル: SF、サスペンス |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年11月18日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年02月07日 | 見た回数: 1回
んー、つまんなかったなあ。とっても、M・ナイト・シャマラン味の映画でした。
ので、「シックス・センス」のブルース・ウィリスに敬意を表して、いちおうネタバレ隠しで。
大きな事故や災害の死者って、報道によって違うじゃないですか。まずそれが一桁台までピッタリあってるって、おかしいですよね。で、それを警告的に伝えてくる宇宙人(?)。
声を聞くことができる、選ばれた人たちだけでいいと思うのだけど、なんで数字の羅列を送ってよこしたんでしょうね。しかも高度な論理的素養を持っていそうな人たちが、どうしてそんな非合理的なんでしょう。そこがチンプンカンプンです。
悔しいからいう訳じゃないんですが、のぐちは「冒頭の伏線を回収するからには宇宙人でしょ」と見事に言い当てたのに対し、僕は、わりと最後の方まで、宇宙人だと思っていませんでした。
途中の「エゼキエル書」に注意を引かれた、という所もあると思いますが、合理的であろう人たちが、選ばれた何人かを避難させる、という話のわりに、そのプロセスが合理的じゃないのが、納得がいかないんですね。いかにも神のみわざは我々には理解できない、という態なのですよ。
隠しテキストはここまでです。
いろんなニコラス・ケイジがみたいんでなければ、別に見る必要はないかなあ。
何故かニコラス祭りをやってるわけですが、別段理由なんてないんだなー。たまたまですよ。たまたま。
さて、なんかDVDのジャケットとかが若干「宇宙戦争(2005)」を思い出させる今作。一応期待して見たということもありますし、予告の飛行機が落ちてくるとことかも迫力があって、わぁ、映画館で見たら素敵かしら。とか思ってたもんですがねぇ。
まず、まさか人類をあそこまでざっくり〇〇するとは思ってなかったです。まだ未見ですが大味映画の代表作のような「2012」と比べても,思い切りの良さでは優ってるんじゃないかな?また、それにいたるまでの一連の流れも柴田さんが言うほどマイナスは感じなかったし、こーいうネタはなんだかんだで好きですしね。
出来ればもうちょっと与えられた数字で遊んでもらいたかったかなー。と思わなくもない(いや,結果が分かってからあのネタをこねくり回すこともしなかったしね)のですが、衝撃のラストまでそれなりに緊張感を持って見れたので満足は満足。
それだけにあのラストはいただけないなぁ。いやいやニコラス・ケイジに責任はないですよ。あくまで話のクロージングが,そりゃないぜとっつぁんなわけですわ。
なんですか?あの「その者白き(ホントは青ね)衣をまといて金色の野に降り立つべし。」な終わり方は。あれさえなければ評価はもっと高かったのになぁ。